昔は1日10時間12時間練習しても、ふ~っ疲れた~、で済んでいたのが、年齢を重ねると疲れただけでなく、腱鞘炎・関節炎にもなりやすくなってしまいました。

元々なりやすい質なのですが、練習したいのに痛くて弾けない……と、焦りやもどかしさも感じて、体だけでなく精神的にも辛いものです。

コンサート前に腱鞘炎と関節炎になり、本番まで練習をストップしなさい、とドクターに言われた時はかなりへこみました……

今では続けての10時間練習など、とてもとても無理です。(間に休憩ははさみますよ)

体力と筋力の衰え、関係しているのでしょうね……

しかし音楽の高みを求める志は、今でも、いえいえ現在の方が高いっ!!と自負しております!!(気持ちに体がついていかない、というところですね)

なぜ腱鞘炎や関節炎になりやすいのかが、大人になってから分かりました。



姿勢、音の出し方、脱力。



練習時間ももちろん関係ありますが、ピアニスト全員が腱鞘炎にはなりません。

脱力がどれほど重要か……姿勢がどれほど重要か……
分かりました!

今までは体にとても負担をかけていたんだ…ごめんね、腕さん……

ですのでレッスンでは、正しい姿勢・脱力をきちんと指導するようにしています。

間違ったくせがついてしまうと、体を痛めてしまうばかりでなく、治すのにたくさんの時間が必要となります。(苦しい時間ですね…)

また、指が思うように動いてくれない➡弾くのがつらい、つまらない、となりたくありませんね。

決してなってほしくありません……

正しい姿勢をマスターし、脱力も上手に出来てしまえば、この先何十年と楽に楽しくピアノと付き合えます♪

充実したピアノ人生を送るために必要なことですので、生徒の皆さん、ひとつひとつマスターしていこうね♪


♪ HPも是非ご覧ください ♪
http://www.sachi-piano.info