国立新美術館のルノワール展へ。

初期から晩年までの、肖像や風景、花、子供といった様々な主題の作品。

揺れる木漏れ日やそよぐ風の音、木や草の匂い、人々の話し声、街のざわめき、静けさ、まるで絵画の中に入り込んだような気持ちになります。

想像力が掻き立てられます。

聞こえてくる音、感じる温度、風と日の光を全身に受けているような感覚です。

ルノワールは、人物の肌をとても美しく描くのですね。

《ピアノを弾く少女たち》
ピアノに燭台が付いています。
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気に入った書籍が無かったので、今回は絵と絵ハガキを購入しました。

右:
ルノワールの最高傑作《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》は日本で初めての展示です。
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中央は、一番気に入った《ぶらんこ》です。

青みがかった影、柔らかな木漏れ日、吸い込まれるような絵画でした。

なんて美しいのかと、ため息が出ます。

左の《草原の坂道》は戻って何度も観ました。

風がそよそよ……とても好きです。



やはり本物に触れないといけませんね。

絵ハガキや画集ももちろん良いのですが、当然のことながら本物の圧倒的な風格と美しさとは違いすぎる…

作品は生きているのだ、と感じます。

照明の効果もあるのでしょうが、観る角度によって濃淡と表情が変わります。

ひとつひとつ、ルノワールの分身なのでしょう。

大切に、想いを込めての一筆一筆を感じ、作品への愛も伝わってきます。

すごいなあ…

脳が……心が、満たされます。

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レッスン室に早速飾りました♡

8月22日(月)まで開催しています♪


    《ピアノで幸せと喜びを》

  ♪ 所沢市の矢崎ピアノ教室です ♪
    http://www.sachi-piano.info