ピアノコンサートに向けてのレッスン、そして本番を経て、感じることがあります。

練習量や質はもちろん大事ですが、その子の人間力の土台がしっかりしているか、が何よりも重要だということ。

以前、ヤマハでピアノ個人レッスンを教えていた際、色々な親御さんがいました。

ヤマハなら安心、近所だから、グループレッスンは向いていないから、など通う理由も色々。

先生に任せます、と自由にさせてくれる経営者でしたのでレッスンはしやすかったのですが、気になる子がチラホラいました。

共通しているのは、親御さんが否定的なところです。

レッスンで引き上げてあげても、お家で否定的な言葉を浴びているので、自信のない浮わついた演奏になってくる、の繰り返し。

お願いだから否定的なことを言わないであげて!他の子と比べる必要もない!

と何度も思ったものです。

お伝えしても「でもうちの子は……」とやはり否定的。

その子たちを見ていると、落ち着きがない、影が薄い、心がザワザワしていると感じ、音楽を習わせるのは良いけど、その前に親としての務めがあるよね、とも感じていました。

ピアノ教室を始めてもうすぐ5年になります。

不思議なことですが、浮わついて影が薄い子だと感じる子はいません。

親御さん達と出来るだけコミュニケーションを取るようにしていると、私も含めて親ですから、皆さん一生懸命、必死に子育てなさっています。

時には厳しく子供に伝えることはあっても、きっと否定的な言動は少ないのだと思います。

お子さんに対する信頼と愛情を感じ、感動することもあります。

どの子も気持ちがどっしりとしてる。

自尊心がある。

人間の土台がきちんと育まれているのを感じます。

本番で自分の力を発揮出来るかは、結局ここにかかっているんだな。

私は、その土台作りの手伝いをするんだな。

ミスがなかった、正確な演奏だった、は問題ではありません。

本番はあれっ?と思うようなことがしばしば起こるもの。

感じてきた自分を心を表現することが、イコール演奏ですから。

自分を信じて演奏が出来るか。

やはり、取り巻く環境と家庭環境が人間を作るのね……親御さん達に教えていただきました。





私は母親としてどうかな、と自分の言動を振り返ります。

人として恥ずかしいことをしていないかな。

我が子達が自尊心と勇気をもっていられるよう、土台が豊かで安定するよう、常に心掛けていようと思います。




     《ピアノで幸せと喜びを》

         所沢市
  ♪ ピアノ教室フェリチタ(矢崎ピアノ教室)♪

      http://www.sachi-piano.info