~豊かで幸せな音楽時間~

本日の師匠のレッスンでは、まず先月のシフさんのコンサートの話。

師匠も聴きにいかれて、あの別世界の音楽、素晴らしさの話をしました。

俗世/神にも届くような世界観か。

二つの方向性に分かれます。

見栄をアピールか/包み込むような温かく清浄な音を奏でるか。

どちらを目指すかは自分で選択出来ます。




モーツァルトのソナタを学んでいるのですが、3/4拍子の eins zwei drei、もっとリズム感が必要、との指導を受けました。

3拍目dreiは戻ってくる、そして1拍目einsに向かう、が思うようにいきません…

ふっと軽くなるような空気感、でも音がスカスカ浮いてはいけないし、次の1拍目へと進んでいく推進力。

あー難しいよ~…

『音は、核をもって空中に漂う』

そういう音が聴く人の心に届く、と何度も指導を受けています。

力ではなく、核。

押し込めたりガンガンとパワーで弾く必要はないし、それは苦しい音になる。

自然に落下するように、瞬発力で打鍵する。

そう自然に、無理がない。

まさに、シフさんの演奏。

とても自然で、すーっと染み込んでくる……

山の上どころか、雲の上の別格の音楽家ですが、あの世界観を一生かけて目指すこと。

どこに向かいたいのか、目標をもって。

音色をもっと探求しなさい、とのご指導、はい!

和声を感じながら、片手練習を徹底しようと思います。

1音づつ、研究です。




       《音楽で幸せに》

         所沢市
  ♪ ピアノ教室フェリチタ(矢崎ピアノ教室)♪

      http://www.sachi-piano.info