音楽表現のために技術がある。

音楽を先に感じて、どんな技術かを考える。

昨日、ハッとして……考えています。



私は3才からピアノを習っているのですが、そこそこ弾けて、音楽を専門に学んできて、ピアノなら演奏が出来ます。

ソルフェージュは子供の頃から大好き、音楽理論も好きで苦労はしませんでした。

今では超絶技巧の曲は体力筋力、精神力を考えて選曲しませんが、学生時代は超絶技巧も大好きでした。

初めてピアノを習う幼い生徒さん、大人になって初めて習う方、ブランクがある方。

「思うように弾けない」「たくさんのことを瞬時に理解して、それをいっぺんに表現することが大変」「指が思う通りに動かない」となることが多いかもしれません。

ヴァイオリンに関しては、まさに私自身が悩みの真っ只中……

室内楽に関しては、『音楽』にするにはどうしたら良いのか、こちらも悩んで迷って……

アドバイスはたくさんたくさん頂きますが、さあ、それをどう表現するか、どう練習するか、は自分で考える必要があるのだと思います。

現在、このような立場に立ってお悩み真っ最中にいると、これは私にとって必要な経験だったのだと感じるのです。

ヴァイオリンが弾けるようになること、室内楽をまあまあの音楽に仕上げられること、それはもちろん学びのひとつですが、その他に「にっちもさっちもいかなくて悩むことを経験する学び」なんだなあ、と。

音楽は心に寄り添うものだから、生徒さんの心に寄り添ったレッスンを、と心掛けてはいます。

でも足りないのかもな……

頭で理解することじゃなくて、体験とか悩みを通して寄り添う部分。

出来なくて悩むこと、それを忘れてはいけないよ!同じ立場に立ってあげるんだよ!っていうメッセージかなあ。

現在、私は大いに悩んで苦戦しております!

そして、だからこそ未来は輝くんだ♪と信じて疑いません。

だってそのための苦労だもん!

生徒さんにどんな指導をして、どんな言葉をかけて、レッスンをどんな空間にするか。

苦労はあっても、未来を信じて、音楽で心が明るく輝くようなレッスン。

どうしたらそう出来るか、そちらも大いに悩んでいこう!



       《音楽で幸せに》

         所沢市
  ♪ ピアノ教室フェリチタ(矢崎ピアノ教室)♪

      http://www.sachi-piano.info