~豊かで幸せな音楽時間~

昨日のヴァイオリンレッスンにて、素敵な言葉を教えて頂きました。

トロイメライは、ヴァイオリン譜ですと5段なのですが、3段をどうにかこうにか弾けるようになりました。

指の動きやフレージング、アーティキュレーションなど、まだまだ、全然まだまだなのですが、こう弾きたいよお~~ボウイングにも悩みもがきながら、どうにかたどり着いた……

『彫刻を削っていくように、音楽を作りましょう』と先生からのアドバイス。

彫刻は石や木がまずあり、どう作りたいかを考えながら削っていき、細部まで仕上げていく。

まずは大きく捉えて、内へ向かっていく、中に踏み込んでいく。

その感覚です、と。

何もないところから産み出すのではなく、大きく音楽が存在し、自分はどう表現したいのか内へと向かっていって欲しいです……

ピアノではこう弾くであろう、も助けになります、と。

彫刻……先生!なんて素敵な表現でしょう!すごい!とワクワクしました。

特にクラシックは、偉大な作曲家たちの楽曲がまずあり、それを大きく捉えること、そして内へ内へと向かっていく、という感覚が的確だと感じます。

ジャズなどはまた違いますね。

師匠に『鳥が空から見るように、音楽全体を見る』とご指導頂いたことを思い返していました。

無いところから頑張って産み出すのではない、だって目の前に素晴らしい楽曲があるのです。

大きく捉えたら、彫刻を削るように……

素敵…

生徒さんたちには、粘土で作品を作る感じ、と話そうかな。

まず粘土が存在し、それから何を作りどう組み立てるか、を考える…

取って削って、私はこう造りたい、表現したい、を形にしていく。

生徒さんたちに伝えよう。




そう考えていくと、どんな練習が必要なのか、どの技術が必要なのかが分かります、とアドバイス下さいました。

先生は芸大卒のお若い方なのですが、年令って関係ないですね。

どう音楽と向き合ってきたか&向き合っているか、が重要。

その姿勢が信頼を生み、新しいご縁に繋がり、お仕事の幅がグングン広がっていらして、心から応援したくなります!

先生、ありがとうございます。

重心のお話もあったので、そちらはまた後日……



       《音楽で幸せに》

         所沢市
  ♪ ピアノ教室フェリチタ(矢崎ピアノ教室)♪

      http://www.sachi-piano.info