~豊かで幸せな音楽時間~

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ピアノトリオの第2楽章、中間部です。

初見でも弾けるくらいの難易度ではありますが、これがこれが、トリオとなると苦労の連続です……

前後は4分の3拍子、この中間部は8分の6拍子・インテルメッツォでvivaceに変わります。

大きく2拍子を感じて練習していたのですが、どうも音楽がぐんぐん進んでいくことが出来ず、これはvivaceじゃないなあ…と悩んでいました。

うーん、なんでかな…

2拍子を意識して、アップとダウンのボウイングを考えたり、としていると、どうも8分の3拍子になってるのかも……とふと思いました。

室内楽で皆さんの演奏を聴いていて、拍子感の大切さを最近ひしひしと感じます。

拍子感も、ソロなら自分の感覚で良いのが、トリオではそうはいきません。

呼吸、微妙で自然な間、和声感や発展や推進など、ヴァイオリンとチェロの先生方お二人にぐいぐい引っ張って頂くこともあれば、私が大きく足を引っ張ることもあります。

音色を合わせることもまだまだ足りないし、ペダルをどうするかも思案しているし、光は少し見えてはきているものの、未だにお悩み真っ只中でもがいております…

聴講していると、たくさんのことを知ることが出来、自分の中に浸透していきます。

1小節で感じるように変えてみました。

2拍子としてクルクル回転して進んでいく感じは今まで通りだけど、もっと大きな拍感にしてみよう。

そうしましたら、vivaceらしく、インテルメッツォらしく、なってきたかな。

何よりも、推進していくので弾きやすくなりました!

よーし、このまま、この練習を続けようと思います。




昨日、彫刻を見る機会がありました。

木や石を彫る際、浮き出てくるのかな、と感じました。

木や石の中には既に作品が完成し存在している、と言いましょうか、それを掘り進めて浮き出す作業が「彫刻」なのかな。

見ながらぼんやり考えていました。

彫る方たちは、どう掘り進めていけば良いかが分かっている。

木や石と対話しながら、魂を込めて、浮き出させる。

音楽も……作曲家たちの想いの結集が既に存在していて、それを掘り進めていく。

私はクラシック音楽の虜ですが、大作曲家の魂を感じながら対話しながら放っていくことに、たまらなく幸せを感じます。

掘り進めていくには繊細で高度な技術が必要です。

先日の「筆や鉛筆が触れている部分が大事だし、意識するよね」とのご指導を思い返します。

木や石に刃が触れる部分、そこ。

手首や腕の動きありき、ではなく、鍵盤に触れている指先をどうするかが大事。

ソロ、ヴァイオリン、室内楽、それぞれのレッスンで教えて頂くことを吸収し練習と表現に生かし、生徒さんに伝える内容にも生かしていると、レッスンを受けるのは私には必要なことなのだと思います。

枯れたくないし、進歩したいし、生徒さんを育てなくてはならない!

肥料、栄養です。



彫刻、じっくり観賞したいです。






       《音楽で幸せに》

         所沢市
  ♪ ピアノ教室フェリチタ(矢崎ピアノ教室)♪

      http://www.sachi-piano.info