~豊かで幸せな音楽時間~

友人たちが参加している『ペースメソッド研究会』へ昨日行ってきました。

今回は先生をお招きして【幼児の発達について】~発達段階を正しく理解することでアプローチを考える、というお話を共有しました。

ペースメソッドは、アメリカのロバート・ペース博士が『音楽は、すべての教科のコア(格)である』の理念のもとで考案された生涯型ピアノ学習法。

バスティンやピアノアドベンチャー(こちらも学ぼうと思っています)の大元がこのペースメソッドで、そこから枝分かれしそれぞれが確立されていくのだそうです。

知りませんでした!

2才~6才の発達段階を学んだり、自己肯定感を高める・小さな成功体験を積み重ねる必要性、目標設定で陥りがちな問題、適切でない目標設定の例、ほめるよりも「勇気づけ」が必要

などなど、音楽を人間形成のために生かしているのですね。

バスティンや日本の優秀なメソッドにも共通している考えなのだと思います。

弾ける、ことに囚われすぎない。

大切なことを置き去りにし、弾けることだけを目指していないか、立ち止まって考えよう……

ペース博士の言葉で

【よくできる幼児をつくることではなく、長い目で見て大人になってからも音楽を高度なレベルで楽しめるような〈能力のある知識人〉を育てていきたい】

とあります。

【音楽を通して、周囲に夢や希望を与えられる子供に育ってほしい】

とも。

自身が幸せになるのはもちろん、周囲も幸せを感じる、それこそ音楽。

とても共感し、感動しました。

どんな理念で動いているのか……

それは実に重要で、深めるためだけでなく、だんだんと道が逸れていないか自分を確認するためにも、このような研究会は必要だと思いました。

適切な目標設定のお話で『子供の目、様子を見ていれば、その子にとっての〈適切〉が分かるはずなのですよね』

講師が、教本を進めることのみに懸命、理解をしているかの確認が甘い、など押し付けの指導はよくないですね。

理解度の確認を常に心掛けたり、その子の適切な目標を考える、とひとつずつ実行しようと思います。




研究会のあとは皆さんでランチをしながら、メソッドの理念と目標、教材の話など尽きませんでした。

そのあとは友人とお茶をしながら、指導について、教室について、自身の活動についてと、こちらも話が尽きず、気付きを頂く1日となりました。

ららぽーと立川の宮地楽器は、ペースメソッドもピアノアドベンチャーの楽譜とも揃っているそうです。

ペースは持っていない楽譜を見てみたいし、現在はまだ英語版しかないピアノアドベンチャーも手にとって見てみようと思います。



       《音楽で幸せに》

         所沢市
  ♪ ピアノ教室フェリチタ(矢崎ピアノ教室)♪

      http://www.sachi-piano.info