♪笑顔と音楽に満ちた教室です♪

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以前は、管楽器や弦楽器の無伴奏曲ってどうしてあるのかなと思っていました。

バッハの無伴奏曲は最高級で特に好きです。

大好きですが、鍵盤楽器や他の楽器の伴奏があった方が和声が鳴るのに……と。

上手な管楽器と弦楽器の無伴奏曲を聴いた時、その思いがとんだ勘違いだと知りました。

一人でも、単旋律でも、和声がありありと鳴っているのです。

調和が聴こえるし、目の前に広がり観ることができる。

伴奏など必要ないのです、優れた奏者は全てを表現できるのですから。

それを知って、そして室内楽を学んで素晴らしい弦楽器の音色に触れた今、『和声』のあり方を考えています。

また様々な出会いを経て【音楽においての命は調和・和声】だと確信しています。

いやいや、リズムが命だ!メロディが命だ!と考える人もいるでしょうし、選択は自由で良いのですね。

ヴァイオリンを練習していて、室内楽の講師陣の音色に聴き惚れていて、こんなにも弦楽器の音が好きなのにどうして私はピアノ人なのかな、と最近考えていました。

突き詰めたいのはやはりピアノなのよね、なんでかな……

ピアノという楽器の魅力。

何声部もの緻密な音楽が大好きだし、和声をこの10本の指で表現したいんだ。

ピアノ奏者の弱点。

調和こそ命、真髄、根っこ、それをもっと勉強して、ピアノ奏者として苦しい道でも正しく追求したいんだ。

もっともっと深めたいんだ。

子供の頃から弦楽器の音色が一番好きかもしれません。

その弦楽器に寄り添えるピアノの音色を追求したい、10指でオーケストラを表現したい、という想いが沸き上がっています。

苦しくても、いばらの道でも、本物を求めたい。

現在練習している2曲のモーツァルトと、基本を徹底するためのツェルニー。

ペダルもなく、ひたすら指での響きに向き合う時間は、今の私に絶対的に必要な勉強です。

ピアノの可能性、魅力、奏者として知っておかねばならないこと、習得したいこと、そして音楽の素晴らしさ。

みんなみんな丁寧に生徒さんたちに還元したいし、そのためにも勉強を続けなくてはなりません。

ニコニコ、笑顔で。

勉強しよう~。