♪笑顔と音楽に満ちた教室です♪

     ご訪問ありがとうございます

    〈https://www.sachi-piano.info



最初はどうしても譜読みで精一杯、というのも分かるので、ある程度曲がつかめてきたら「楽譜に何が書いてあるかじっくり注目して、作曲家とお話するんだよ」と伝えます。

細かいアーティキュレーション、隅々まで、ひとつも見逃さないように……必須の片手練習。

作曲家さん、何故フォルテなのですか、何故ピアニシモなのですか…とひとつづつ。

このスラーがこう繋がっているのには理由があるんだね。

ここはアクセントではなくテヌート。

すべてに意味があるの、だから楽譜に大注目だよ。

作曲家はどういうフォルテをイメージしていたのかな。

同じフレーズ、次はこう弾いて欲しい、と言っているね。

こんな風に先生は思うんだけど、あなたはどう感じる?どうしたいかな?

と、一緒に見ていきます。

心を穏やかにしてよく観察し、深く考え、作曲家とお話しし、そして「私はこう思うし、こう弾きたい」へと。

なんとなく弾けて上部だけの楽曲の楽しさだけ、に終わらず、もっと深めるには作曲家との対話が必要だと思います。

そして必ず片手練習です。

特に左手を、家の土台のように揺るぎなく。

今日のレッスン、みんな格段に音楽が良くなっていて驚くほどでした。

「片手練習何回もやったよ、作曲家とお話ししたよ」と、左手だけでも暗譜出来た生徒さんは、全体の安定感がぐーんとアップし、自分の音楽として染み込み、心地よく流れています。

左手の細かいアーティキュレーションに注目し奥行きが増した生徒さん、右手が美しく歌えるようになっています。

さらに、楽譜に大注目・作曲家とお話する、のアドバイスにじっくり取り組んだのでしょう、その上で自分なりの考えやイメージ、表現したいという思いが込められている緻密な演奏になっていて、心にダイレクトに伝わってきました。

対話をしなければ見えてきません。

指の動きの都合や、なんとなくこんな感じ?出来てるかも?と両手で最後までなんとなく弾くを繰り返すだけ、を積み重ねるか。

音楽ありき、正しく理解して、頭も心もフル使って緻密な練習、を積み重ねるか。

その子らしく開花させるにはどうしたらいいのかな。

基本は後者をアドバイスしますが、生徒さんによっては息苦しく感じるでしょうから、さじ加減も考えなくてはなりません。

格段に良くなってるよ!こことここが特に良くなり、色々なことを考え感じているのがすごく伝わる演奏だったね!と話すと、とても嬉しそうで私もますます嬉しくなりました。

万能機械が作ったのでなく、生身の人間が作った音楽です。

その生身の声と感情に目を向け、自分の中で昇華させ、表現したい音で弾こう。

生徒さんたちの演奏に励まされた1日となりました。

みんな、ありがとう。