FullSizeRender
日射しが暖かくなり春めいてきましたね。

八王子にある素敵なカフェに行きたかったのですが遠いので断念し、近くにあるパンケーキの美味しいカフェに夫と行き、たくさん話したりと久し振りにのんびりとした休日を過ごしました。



3月に予定されていた多喜先生を偲ぶ会は、コロナ感染が広まっていることを受け延期となってしまい、仕方がないとしても本当に残念で落ち込んでしまいました。

先生を慕い愛する仲間達と大切な時間を過ごせると思っていたのになあ…

ご逝去をまだ受け入れられず、先生の演奏を聴くこともお写真も見る事も出来ずにいますが、いつでも先生はそばにいて愛いっぱいのエールを送って下さっているのは感じられます。

そして命がけの指導はいつでもわたしの中でこだまの様に響いています。



ベートーヴェントリオの第二楽章。

第一楽章と並行して練習してきましたがまだフワフワしていたので、なんとか一楽章が形になってきたし今日は二楽章を丁寧にアナリーゼしようと思い、チェロをしっかり見てみました。

この曲は、先生方と3人で寄り添って歌い奏で、多喜先生に愛と感謝を込めてプレゼントするんだと決めていました。

先生方も同じ想いでいて下さるだろうし、私の想いを全て受信して奏でて下さると信頼を寄せています。

ベートーヴェンはピアノソナタも管弦楽曲も室内楽も二楽章が大変美しいと感じます。

篠崎先生のたまらなく美しいチェロの音色と、二人三脚で多喜先生と共にジャスミン室内楽を発展させてきた先生の心の内を想い、涙が止まらなくなってしまいました。

多喜先生に贈るのと同じように、篠崎先生に贈りたい、一緒に心沿わせて奏でたいと切実に思いました。

音楽ってこのためにあるのですね。

自分自身を、大切な人を、癒してくれる。

最近、悩んでいた生徒さんにも同じことを話しました。

『何のためにピアノを弾くかというと、自分を癒すためなんだよ、もっと自分に優しくなって良いんだよ』と。

だから響きの豊かな美しい音色が必要です。

雑な音色はダメ、と生徒さん達にも繰り返し伝えています。

だってその音、心地良い?癒されるような音になってる?よく聴いてごらん。

どうしよもなく古典派が好きで、特にベートーヴェンとモーツァルト、古典だけ弾ければいい!とさえ思います。

深くて包容のある豊かさと、痛みを分かち合ってくれる様な音楽に泣けて泣けて仕方がありません。

何のためにピアノを弾くのか、音楽に出会ったのか。

自分でも体感しながら、周りの人達に伝えていこうと思います。




ピアノ教室フェリチタ
IMG_2359