学校休校を受け、ネット電話でレッスンする先生、休講にする先生など、所属している研究会でも色々な意見や考えがあります。
クレベリンを使ったり、一人レッスン終わるごとに鍵盤の除菌をこれまでもしてきていますが、さらに全員にマスク着用など感染予防にご協力頂きながらレッスンは行うことにしました。
発表会も、聴きにいらしてくださる方は減るでしょうが、マスクと休憩時間の手洗いうがいのお願いをし予定通りに開催します。
悩みましたが発表会を中止にすることは出来ませんでした。
しかし開催ホールから指示があるかもしれませんので、準備は整えつつ、時勢に従うしかありませんね。
ネット電話でのレッスンは室内楽でも地方では行っていましたし、弦の先生との演奏・指導+多喜先生のプラスのネットでの指導、これなら納得がいくのですが、一対一のレッスンをネットで?…と現実的ではない気がするので今はやりません。
いずれはインターネットを活用していく必要はあると思いますので、情報収集していかなくてはなりませんね。
活動しているアンサンブルは9月に大きな演奏会があります。
今日の練習にはウッドベースが加わりました、やったー!
コントラバスですが、ジャズ奏者なのでピチカートのみで奏し、恐らくジャズではウッドベースと呼ぶのでしょう。
モーツァルトの時代にはコントラバスってまだ無かったんじゃないかな…アイネクライネが新鮮でした。
いつものチェロやユーフォと共に、低音の厚みが増し、おお響く響く〜!とテンションが上がります。
低音って本当に重要です。
デュオを演奏すると低音がどれだけ音楽を握っているかがより体感出来ますし、連弾でも、そしてもちろんソロでも、音楽を運び支え包容力抜群のベースラインに、低音様ありがとう!って言いたくなるくらいです。
アンサンブルではピアノはそこへ和声で加わります。
バスと和声もう最高!これで完成!っていうくらい音楽が出来上がります。
メロディさんはそこに安心して乗って遊んでるの、と生徒さん達にはよく話します。
こうして綴っていると、トリオでチェロに会いたくなります。
三人での、三角形のトリオ。
中心を向き、引き立て合い響き合い、お喋りしたり歌ったり踊ったり、美しい景色を一緒に眺めて感動し共感し合える、そんな形態だと感じます。
優しさや思いやりが溢れていて泣けてきます。
そこで感じた美しさを伝え、生徒さんの演奏に生かしてあげたいといつもいつも考えています。
来週のトリオ、楽しみです。
ピアノ教室フェリチタ