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今日は友人とFaceTimeで繋がり、レッスンのこと、オンラインの手応えや工夫や改善点、室内楽のこと、自身のレッスンのことなどたくさん話してとても楽しかったです。

ありがとうね!

どこにスマホを置くと見やすいか、音の聴こえ方はどうか、ヘリに置くとピアノの振動が伝わってしまうのか、音の割れはどうかなどもチェック。

レッスンで少し離れた位置にスマホを置き映していると、はて、生徒さんはこちらの画面のどこを見ているのか?

私が弾いている、どこ見ているかな?

手元見てる?もしかしてボンヤリ眺めてるだけになってる?私の顔を見てるのか?と思うこともあります。

ここはオンラインの利点として、反転に切り替えてスマホを手に持って弾いている手元と鍵盤を映したり、鏡のように蓋に映った手元を見せてあげるのも良いらしいよ!と二人で実験したりもしました。

等身大の現在のレッスンの現状、相談しあって改善に向かえること、気付き合えることが多いです。

居住地によってコロナ感染状況が違うので対面レッスンに戻すタイミングをいつにするか、なども話していました。

所沢市は感染者がとても多いので対面レッスンはまだ先になりそうです。

だからこそオンラインが楽しく少しでも快適なレッスンになるよう、まだまだ試行錯誤が必要ですね。




写真はモーツァルトヴァイオリンソナタ、室内楽のデュオ曲です。

モーツァルトにしては珍しいe moll…

母親を亡くした時に作曲した鎮魂歌、Vnソナタの中でも名曲と言われています

ほぼ弾けるようにはなっているのですが、今日はVnとの関係性や対話や和声をじっくり見てみました。

まるでオーケストラです。

こんなに音数が少ないのにオケが鳴っています。

大作曲家の中でも頭ひとつ抜きん出ている存在というのは誰でも認めることですし、記譜してある音の向こうに壮大な世界が見えるようで、モーツァルトの偉大さに平伏すような気持ちです。

どうしたって管楽器が鳴っています。

クラリネットはモーツァルトでは重要な楽器なので美味しいところはクラリネット担当。

ファゴットやホルンがモーツァルトの時代にあったのか定かではありませんが、各楽器たちの3度や6度や8度の調和の中に、緊張と弛緩と、寄り添いと呼応がたくさん含まれていて、頭が研ぎ澄まされるように見えてきて嬉しくてゾクゾクしました。

何を表現したいのか、何を伝えたいのか、知りたいです。

管楽器のパーンとハリのある音やポーンとまろやかな音、ストリングスの調和、メロディラインを引き継いで発展させていく様、tutti。

好きで好きで目眩がしそう…

古典派が好きなのはオケが聴こえるから・弦のボウイングが見えるからなんだよね、と常々感じていますが、この曲がこんなに管楽器が鳴っているとは思っていなかったので新鮮でした。

オケに置き換えて各楽器の音色とボウイングもイメージ、後は拍子を見失わず、じっくり和声進行を考える。

そうすると、どのような練習をすればいいのかが分かっちゃいます。

闇雲に弾いていても時間の浪費になりますが、練習方法が分かると随分楽になります。

表現可能になるには時間がとてもかかりますが、どうしたら良いか分からない…ということにはなりません、拍子と和声進行に答えがあります。

早く練習したいなあ…

来月からレッスン再開予定の室内楽、今年度の大きな目標が叶えられるように、先生方と呼応出来るように、するぞ〜!




ピアノ教室フェリチタ


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