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メトロノーム練習のお話をしようと思います。

大活躍しているSEIKO SQ200です。

ピアノ奏者あるあるの一つに、テンポが乱れる、良く言えば、自由奔放。

音楽の大きな波とは関係なく指の都合だったり気分だったりで、途中で遅く・早く、テンポを変えてしまうことが多々ありますね。

作曲家の指示は別ですよ。

ピアノはソロ演奏が多いのでそうなりやすいそうです。

『自分都合で急にテンポを変えてもソロなら誰にも迷惑かけないので。

そうなっている意識がなかったり気付かないことも多い。

でもそれは、音楽の流れを無視していること。』

こう弦の先生方が何度も何度も仰ってます。

自己解釈に走りすぎたり、バロックや古典がまるでロマン派のようになったり、不自然に揺れすぎたり、急ブレーキだったり、おっとっとっと…

曲に相応しいテンポで、気持ち良く自然に、凛と、のりたいですね。

特に、小節の最後の拍から次の小節の一拍目に向かう時に、勝手にゆっくりしてしまう。

それと、アーティキュレーションの変化をテンポでどうにかしようとする。

ピアノあるあるのようです。

最後の拍は次の一拍目に行きたくてたまらないのに急ブレーキをかけるのは本来の流れに沿っていないですし。

accelerandoでffに持っていこうとしたり、逆にritardandoしてppにしようなど…そうするのが楽なので…

でも、本来の音楽の波の中で、テンポで何とかしようとせずに、指先で表現しないといけないのですよね。

アンサンブルの機会がある無しに関わらず、改善した方が良いことだなあと考えます。

テンポは、音価の響きをきちんと感じているか、にも関係してきます。

生徒さん達には必ずメトロノーム練習を課題に出しますし、私自身の練習にも毎日必須です。

テンポが乱れやすいので、指揮者のように身体に染み込ませるように、気持ち良く波にのる感覚を掴むのも目的ですが。

大きな目的は『自分のピアノ以外の音が鳴っているのに慣れる』ためです。

もう一つ、何とかして、苦しい思いをして無理矢理メトロノームに合わせるのではなく『メトロノームの音はパートナーの音色』とイメージすることです。

室内楽ではパートナーの音に耳を開かなければなりません。

ソロでも、指を動かすこと、弾くことだけに夢中になって鍵盤と格闘していると大体聴けていませんね。

ピアノの函が、響板が、全ての弦が、木が、フレームが、振動し共鳴しているのを聴かなければ。

内側に向かう感覚と共に、外側にも感性を開く練習です。

メトロノームは頼れる心強いパートナー。

悠然と涼しい顔で、辛口でもありユーモラスでもあり、ちょいちょい!慌ててるよ!だれてるよ!遅ーい!と軽やかな音で教えてくれます。

おお、ありがとう!楽しい〜!

自分の乱れっぷり、リズム感の悪さにウケる時もあります。

メトロノーム練習って快適ですよ。

SQ200お勧めです。
https://item.rakuten.co.jp/r-kojima/1497222/?iasid=07rpp_10097___et-ka3ye1y8-2t-6f8d0d33-2544-4e3a-badb-f0362a4fdbe4

Amazonにもあります。

大変使い勝手の良いメトロノームなのですが、イチオシは、押したタイミングが一拍目になるところです。

生徒さんのテンポを見る時にとても便利なのです!

リズムもビートも設定出来ますし、音も3種類あるのでテンポの速さや曲によって変えたり、うーん、この曲にはこの音色が合う!と遊んでいます。

メトロノームさん、今日もお疲れ様!



ピアノ教室フェリチタ

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