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庭のバラがたくさん咲いたので玄関とリビングに生けました。

ほとんどお手入れはしていないのですが、この時期になるとしっかりモリモリ咲いてくれます。

たくましいバラさん、毎年ありがとう。




今日はチェロの篠崎先生のオンライン個人レッスンを受けました。

うちのレッスン室にはマイクは無いのですが、先生の耳の良さ、受け取る感性の鋭さってオンラインでも変わらないんだ…

日頃アンサンブルをしている素晴らしい弦奏者って、受信能力が本当に高いです。

・次の音を発音するギリギリまで、その音の響きをもっと聴いて。

・フレーズのラインを常に意識して欲しい、指の忙しい動きにとらわれないこと。

ピアノにありがちな指ありきではなく、音楽ありき。

・トリルの考え方は、ピアノは発音後減衰する楽器だから、それを補うための主の音の音価分の響きを美しく保持するためにあるという意識を持って。

!!

トリルってどうしても、細かく軽やかに均等に動かすぞー!とメカニック重視になりがちですね…

それよりも音楽的な美しい響きのトリルになってるかな?

聴き惚れるような美しさを目指したい…

・同音連打の箇所で、弾きにくさから音楽が止まらないで欲しい、響きを失わないように。

連打は、他の音にいくよりも、硬くなったり急に響きが無くなったりしやすいですね。

難しい同音連打、リズム通りか?指替え上手くいってるか?ではないのです。

着眼点がピアノ奏者とは違います。

ここはどう考えてるか?どうしたいのか?と質問もされるので、私なりにこう考え、こういう音で弾きたい、でもこのことが原因でまだ弾けるようになっていない、などくっきりと意思表示も必要で、ポワワ〜ンと弾いていたら実に勿体ない。

多喜先生が『ジャスミン室内楽東京クラスの弦指導者は別格なの。全国の他地区の弦指導者たちはあそこまで的確な指導はまだ出来ないから、地方の受講生には東京クラス聴講を薦めているのよ。日本一のピアノレッスンよね!』とお話されていました。

月に2〜3回あの艶やかな音色を浴びてアンサンブル出来るのですから、どんどん弦楽器が好きになっていくのも当然だなと思います。

ニコニコ毒舌で的確な指摘、いつでもとびきりの音で惜しみなくアンサンブルをして下さり、音楽への真摯な思いがビシビシ伝わって感動します。

もっとピアノと弦楽器とで語り合い、歌い合い、感動を分かち合いながら楽曲の景色を一緒に味わいたい…

切実な目標です。

良い音色はたくさん聴かなければなりませんね!

少しづつ聴講も受付られるようになると思います。

再開しましたら、ピアノ講師の皆さんに是非是非聴いて頂きたいです。

明日の絵理先生の個人レッスンではモーツァルトを学びます。





ピアノ教室フェリチタ

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