所沢市ピアノ教室フェリチタ

埼玉県所沢市のピアノ教室です。音楽の事、ピアノの事、レッスンの事、日々の生活の事・・・思いのままに綴っていきます♪

2017年06月

 ~豊かで幸せな音楽時間~

昨日のヴァイオリンレッスンにて、素敵な言葉を教えて頂きました。

トロイメライは、ヴァイオリン譜ですと5段なのですが、3段をどうにかこうにか弾けるようになりました。

指の動きやフレージング、アーティキュレーションなど、まだまだ、全然まだまだなのですが、こう弾きたいよお~~ボウイングにも悩みもがきながら、どうにかたどり着いた……

『彫刻を削っていくように、音楽を作りましょう』と先生からのアドバイス。

彫刻は石や木がまずあり、どう作りたいかを考えながら削っていき、細部まで仕上げていく。

まずは大きく捉えて、内へ向かっていく、中に踏み込んでいく。

その感覚です、と。

何もないところから産み出すのではなく、大きく音楽が存在し、自分はどう表現したいのか内へと向かっていって欲しいです……

ピアノではこう弾くであろう、も助けになります、と。

彫刻……先生!なんて素敵な表現でしょう!すごい!とワクワクしました。

特にクラシックは、偉大な作曲家たちの楽曲がまずあり、それを大きく捉えること、そして内へ内へと向かっていく、という感覚が的確だと感じます。

ジャズなどはまた違いますね。

師匠に『鳥が空から見るように、音楽全体を見る』とご指導頂いたことを思い返していました。

無いところから頑張って産み出すのではない、だって目の前に素晴らしい楽曲があるのです。

大きく捉えたら、彫刻を削るように……

素敵…

生徒さんたちには、粘土で作品を作る感じ、と話そうかな。

まず粘土が存在し、それから何を作りどう組み立てるか、を考える…

取って削って、私はこう造りたい、表現したい、を形にしていく。

生徒さんたちに伝えよう。




そう考えていくと、どんな練習が必要なのか、どの技術が必要なのかが分かります、とアドバイス下さいました。

先生は芸大卒のお若い方なのですが、年令って関係ないですね。

どう音楽と向き合ってきたか&向き合っているか、が重要。

その姿勢が信頼を生み、新しいご縁に繋がり、お仕事の幅がグングン広がっていらして、心から応援したくなります!

先生、ありがとうございます。

重心のお話もあったので、そちらはまた後日……



       《音楽で幸せに》

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 ~豊かで幸せな音楽時間~

昨日の師匠のレッスン。

モーツァルト、テンポが不安定だし呼吸が浅い、と指導を受けました。

メトロノームの練習も取り入れようと思います。

モーツァルトは輝き、軽やかで、清潔で優雅で上品。

そういうイメージで常に練習、軽やかでもスカスカな音や浮いた音にならないように。

潤っている、密度は調整する。

『安心して落として、離して』とも指導頂き、数ある私の課題点のひとつです。

お腹から・体の中から沸き上がる想いを、指先に。

頭と心で描くイメージも乗せて。

腕の重みも自然に、安心して、指先に落とすように。

こねくり回さず、ストレートに乗せる。

そして瞬時に解き放つ。

潤いのある音が解き放たれます。

音が命、一番大切、と何人もの先生方もおっしゃっています。

よーーく分かります!音色が命!




『右手メロディは張りがありくっきり、左手の伴奏は柔らかくソフト。

そうすることによって、お互いが生かされる。

声部が違えば音質も違うし、横のラインの上下左右・奥手前・斜め方向の動きはもちろん、縦のバランスをもっとよく考えて、よく聴いて』

手の中で微妙な変化を表現出来るよう、一音づつ向き合っています。

どの作曲家もどの楽曲も、その素晴らしさに心を震わせ、理解を深め、一音一音向き合う。

練習時間がたまらなく幸せ。

あーこの和声、しびれる……

練習を積めば積むほど見えてきます、作曲家の心を感じます。

1日30時間欲しいよ~。




『長い音価の音、弾く前に心構えと準備がもっと必要』ともご指導頂きました。

同じことを室内楽レッスンでもご指導受けたし、赤松先生もこの間のセミナーでお話されてた……

音価は=響きの大きさ、豊かさ。

長く伸ばす音・指で押さえている、ではなく、響きがどれくらい豊かでたっぷりとしているか。

またまた課題はいっぱい。

10月の本番に向けてそろそろ暗譜もしたいし、3楽章ももっと突き詰めていきたいし……

ヴァイオリンのボウイングがかなり役に立っています。

音楽の躍動や方向をとてもイメージしやすいです。

明日はヴァイオリンレッスン♪

ウキウキです。



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先日あった学校での講演会は、webカウンセリング協議会理事長 安川雅史先生の「ネットリテラシーについて」でした。

ネットに関するトラブルは多くなる一方、その実態をお話してくださいました。

ネットいじめで自殺をする子、植物人間になってしまった子、殺人事件になってしまった件、出会い系サイトの被害、そして、被害者の親の声……

悲しくて涙が止まらなくなりました。

「自分は親から愛されている……親子の信頼関係が出来ている子供は、親に内緒でネットで知り合った人に会いに行くなんてことはしないものです」

「子供の顔を見ながらご飯を食べてください。親が食べながらスマホをいじり、子供の顔を見ていない。

赤ちゃんの頃、些細な変化や訴えに気づいたでしょ?

今もそれをしてください。

子供の顔を見れば、変化と心情に気付くはずなんです。

ママ友とのLINEなんて後でよろしい。

子供が家に居たら、優先順位は子供ですよね」

悪ふざけのSNS投稿で避難を浴び、学校にも親の会社にも迷惑をかけ、本人は就職が一切出来なくなった話……

安易で短絡的、手軽に注目を浴びたいがために、人生を台無しにしてしまった。

就職活動の際、企業はその人となりを調べる、とは聞いていましたが、Twitterも徹底的に調べているそうです。

「本当のコミュニケーションは顔も性格も分かっている人との関係を大切にし築いていくこと。

人を思いやる気持ちは普段の何気ないコミュニケーションから学ぶことができ、顔を見て、声を聞いて、コミュニケーションしてください」

そして「悪口」について。

「ストレス発散のために悪口を書き込んだり言ったりすると、人間の脳は主語を理解できないので、その悪口を自分のことだと理解してしまうのです。

なので余計にストレスが溜まることを知ってほしいです」

ほほう、そうなんだ。

悪口・陰口は、鏡の自分に向かって言ってるようなものなんだ。

顔はくすみ、目は澱み、ドロドロを発しているので批判や妬み・悪口ばかりの人って見てすぐ分かるけど、自分に全部返ってきてること、きっと知らないんだな。

自分のみならず、夫や子供たち、家族に全部返ってくる……と思っています。

何十年か後の、孫たちにも。

親として、人としての振る舞いが、どれだけ大切か。

ずしーん……ときましたが、講演を聞けて良かったです。

書籍も多く、テレビ出演も多数、メディア活動もされている先生ですので、ご存知の方も多いと思います。

私は母親!

一時も忘れないように。




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 ~豊かで幸せな音楽時間~

本日は赤松先生のバッハセミナーを受講しました。
58

インベンション10曲。

たくさんの学び、何から載せようか分からなくなるくらいの内容でした。

・平均律セミナーでも聞きましたが、対位法はいつで4声。

スポットライトが幾つあるかで、二つあれば2声を照らし、三つあれば3声を照らす。

例えば1番、最初はアルトで柔らかくレガート、バスが出てきて、ソプラノの張りと緊張感のある音、そしてテノールへ。

テノールは音域的にいつも f だそうです。

・装飾音符について。

①旋律的に入れる場合~柔らかい曲線で入れる
②キラリと光らせたい、アクセントを付けて非和声音を鋭く入れる
③音価の長い音符に補足的に付ける

①~③のどの形態の装飾音を入れるかを、しっかり考えること。

・「バロックは和音で生きているのです」と。

・9番のf moll

バッハの中でf mollは重要だそうです。

この調は受難曲。

完全4度、5度、8度の協和音は、調和している神の領域なのですって。

反対に不協和音は、葛藤・救い・願望など人間の心を表す。

とても重い、神の歩みの苦しみ=重い十字架(人間の罪)、イバラの冠を背負っている、苦しみながら一歩づつ進む

また、ピアノの音の「減衰の美しさ」を知ることが大切とのこと。

音価の長い音符の邪魔にならないよう=減衰を聴きたい、他の声部の細かい動きが邪魔しないこと!

「全てのものは減衰していくので、その美しさを味わいましょう」と。

・他にも、フランス様式(舞曲)とイタリア様式(器楽的)の違い、曲の最後にrit.をするか・フェルマータの考え方、などなど。

いっぱいです。




赤松先生のセミナーを受講すると、ものすごい勉強の量を感じ、圧倒されると共に尊敬の念があふれます。

この美しいクラシック音楽、皆さんで共有しましょう!私に出来ることは惜しみなく注ぎます!の精神を感じ、感動すら覚えます。

本当にすごい方です。

来月は残りの5曲を学びに行きます。





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自分の目指す音楽がだんだんはっきりしてきて、思うことがあります。

今年に入って様々な音楽的出会いに恵まれ、皆様の努力を重ねる生きざまと音楽への真摯な姿勢を、目の当たりにしています。

『目の前のことを決して疎かにしない』

『真剣に努力をしたら、あとは流れに身を任せよう』

と、ここのところ思うのです。

努力をするのは当然のこと。

自身の練習、レッスンの充実、生徒さんの成長など音楽の追究に真剣に取り組むのはもちろん、チャンスに敏感になるようアンテナを鋭くしておく必要もあります。

努力をしたら、あとは身を任せる…

待つこと、とも言えます。

努力あっての待つ、です。

ジタバタしない、自分を信じる。

自分を信じることが出来るまで努力をする、そして身を任せよう。

そんな風に感じます。




困っているとき、心が弱っているとき、大切なことを見失っているとき。

手を差しのべてくれる人が現れたり、これだっ!とヒントになるような事柄とであったり。

必ずあるのです、不思議です……

そして、私は一人で生きているのではないのだな、としみじみ思うのです。

助けられ支えられ応援してもらいながら、一歩一歩進んでいる。

誠実に生きようね、と自分とお話。

そして身を任せよう。

いつでも感覚は研ぎ澄ましていましょうね。




安心して流れに身を委ねられるようになるまで努力をするって、終わりが無いかもしれません。

終わりが無いなら、それでいいな、とも思います。

一生努力ですものね。

もがいて悩みながら自分と向き合うのって、いいよね。

手抜きせず真剣に音楽に向き合う方々の姿を、そばで見たかったんだ

この音を聴きたかったんだ

とじんわり感じています。

ボディマッピッングに気を配りながら練習します。




       《音楽で幸せに》

         所沢市
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