所沢市ピアノ教室フェリチタ

埼玉県所沢市のピアノ教室です。音楽の事、ピアノの事、レッスンの事、日々の生活の事・・・思いのままに綴っていきます♪

2017年11月

    ♪笑顔と音楽に満ちた教室です♪

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音程、倍音、和声。

調和ってなんて美しいのかとうっとりします。

今日からのヴァイオリンレッスン、「ホーマン」というテキストも使うことになりました。

短期レッスンで、と最初は考えていたのが、いやいやとんでもない、弦楽器の美しさを知ってしまったら短期なんて到底無理!と、ヴァイオリンも購入し、これからもずーっと学び続けていくことにしました。

姿かたちも音色も大変美しい楽器だと惚れ惚れします。

良いヴァイオリンと出会えて良かったな~。

楽器全体と弦が振動し共鳴し倍音を生み、それが肩や指、腕から、体と頭の中の深いところまで伝わってくる感覚。

楽器と同化するような感覚です。

〈聴く〉ことは、単なる耳からの情報ではなく、細胞のひとつひとつが感じる感覚なのだと改めて確認します。
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G durの音階、いつもはひとりで弾くのですが、今日は先生がGの音をずっと鳴らしてくださるその上を、ハーモニーを確認しながら弾きました。

1度、2度、3度、4度……

音程に耳を澄まし、調和しているか……

そして倍音がたまらない…

集中して聴いていると、ハーモニーの美しさに感動して危うく泣きそうになりました。

私のつたない音色でも、調和ってなんて美しいのかと感動します。

5度、4度、8度の完全な調和。

3度、6度の協和、そして2度と7度の不協和の美しさ。

この響きの体験、生徒さんたちにもさせたい!と思いました。

私がもっとうまく弾けるようになったら、ピアノとヴァイオリンでハーモニーの美しさを表現して、調和を体感させよう。

目標がひとつ増えました。

そして、ピアノと同化したい、とも思います。

目標ふたつ、増えました。

こうなったらいいな~という淡い〈夢〉ではなく、実現させるべく〈目標〉です。

弦楽器と出会って本当に良かった、決心して進んで良かった~!と心から思います。




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今週末18日(土)19日(日)に開催される室内楽の〈狛江ステップ〉ワクワクしています♪

私は19日朝の演奏になり、友人とのショスタコービチ2曲も夕方になりました。

衣装を着ての練習や録画や録音、イメージトレーニングと、本番に照準を合わせていきます。

10日にあったレッスンでは、呼吸が止まらないように、上半身の上の方が強張らないように、とアドバイスを頂きました。

色々な先生から「肩甲骨や胸の辺りが固い!強張ってる!」とご指摘を受け続け……室内楽への熱い想いが輪をかけて体をカチコチにしているようで、要注意です。

そして和声進行について。

音楽って、和声や音程、その響きを感じることが命だわ!と心底思います。

その響きの移行だけで、もう幸せ。

なんて魅力的な移行、作曲者の感情や伝えたいことがこもっていて、ひとりで、いえいえトリオ3人でうっとり……

和声進行を感じてみて、とのアドバイス考えながら弾くと音楽が見えてきます。

あれよあれと、見える見える。

そして〈昇っていく音を肌感覚で感じよう〉を再確認です。

音は上に向かいます、自然現象ですね。

なのでホールはあれだけの高さが必要ですし、モーツァルトをここのところ何曲も勉強していると、音は上に向かうのが自然なこと、と全身で知りました。

先生方の弦の音、師匠の音、たまらなく昇っていきます。

それを肌感覚、細胞レベルで聴くのがたまらなく幸せです。

あーこの豊かな音、私も奏でたい……

ぐっと入る音も、その後は昇っていく、と感じると音楽が進んでいきます。

作曲者によって楽曲によっては沈む音、下に向かう音もありますが、「音は昇る」を知った上で演奏したいです。

トリオ、リズムで悩んでいるところがあったのですが、呼吸が止まらないように・和声進行・音は昇る、を肌感覚で感じたら解決しました。

ちょっとした心掛け、ちょっとした意識の持ちようで面白いくらい変わるので、優秀な先生方の指導は絶対的に必要です。

13日は弦の先生方に補講レッスンをお願いしました。

本番に向けて、はもちろんですが、今後も学び続けるトリオを一回でも多く感じたくて、トリオを知りたくて、響きを体感したくて申し込みました。

あとは体調管理ですね~。




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昨日の合唱祭では特別支援学級の演奏もありました。
 
ストレートで純粋。

曲に全身でぶつかっている感じ。

このくらいかな~と加減もなし。

こう聴こえてほしいな~と小手先もなし。

この曲が好きだよ、みんなと演奏できて楽しいよ。

その音楽に涙が止まらなくなりました。

ぶわーっと勝手に涙が出てくるのです。

まわりに座っている何人もが泣いていました。

なんだろう、この感覚……

全身全霊の音楽、純粋さ、かな。

聴き手の心にストレートに響いてくる。

技術はあった方がいいし、音楽的知識も豊富なのはもちろんいいけど、その前に大切なこと、必要な姿勢があるのですね。

この曲、存在するだけで美しく、輝いている。

表面的なことには感心するだけ、精神や心の在り方に感動するのです。

美術は一から自分を表現するのでしょうが、音楽では作曲や即興でないなら、すでに燦然と輝く楽曲たちが存在しています。

そこに真っ直ぐ向かう。

この曲が好き、歌えて演奏できて幸せだし嬉しいよ。

難しいけど、うまく出来なくて悩むけど……素敵なこの曲をもっと知りたいし、演奏できることが何よりも楽しいよ。

勝手な憶測や自分都合の解釈、曲がったそこには向かわない。

ストレートに曲に向かえばいいんだ。

そうだよね……その通りだと思うよ、ありがとう、と心の中で対話しました。

アレンジ曲が多くあり、アレンジの勉強をしていない指導者の一人としては大変有り難いのですが、気を付けなくてはいけないなと最近思います。

原曲を知っておくこと、聴いておくことをすっ飛ばしてはいけませんね。

自分の練習している曲は原典版を調べますし、日本の版はほとんど使いません。

あまりにも解釈が違いすぎて、これ、全然違う曲になっちゃってるよ~なぜ~と感じることが多いからです。

合唱、アンサンブル、調和している音楽。

ピュアな音楽。

幸せをいっぱい感じました。







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会場はスタインウェイで大ホール、学校の合唱祭があり伴奏者の生徒さんの演奏を聴きにいきました。

持っている音楽性が高く、素直さがあり努力家。

伴奏とは、を一緒に考えながらレッスンし毎回グングン上達した生徒さんです。

音楽と歌声と歌詞がその子の中にしっかりとあり、合唱に寄り添い、そして合唱を引き上げる伴奏でした。

やっぱり一番いい……仕上がりも良かったし、素敵だよ!

清々しく流れるような伴奏。

あーよく頑張ったな~この子、としみじみ聴き入りました。

合唱も一番いいな、と感じる演奏でした。

感動をありがとう、私にも喜びを与えてくれてありがとう。

その思いを贈りました。

学校の体育館とはピアノも音響もまるで違うので、聴き応えがありますね。

伴奏の生徒さん全員はなかなか聴くことが出来ないのですが、出来るだけ聴いてあげたいと思いました。

ところで、伴奏って何でしょうね。

たくさんの伴奏者の演奏を聴くと、私にとっても気付きと学びがあります。

まずはフレーズが短い子が多いです。

歌詞と歌のフレーズを考える必要がありますね。

出来れば8小節、言葉と同じように長く感じた方が良いと思います。

歌を聴いていない子も多いかな…

聞こえてはいるけど、聴いてない……なので、タイミングは合っているけど、音楽が合ってないのがもったいない。

楽曲の解釈より〈私の解釈〉が勝るのは、合わない原因です。

それと、リズムは何を表現しているのか。

伴奏によくある和音での四分音符、シンコペーションの連続、八分音符の長い伴奏形など、〈何を表現していてこのリズムなのか〉を考えるべきだなと思います。

心臓の鼓動かな。

流れを進めたいのかな。

歌とは違うリズムで絡み合いたいのかな。

一拍づつ刻まなくていい、そんなに刻んだら表現したいこととかけ離れちゃうよ、と感じることが多かったです。

リズムも濃厚になったりさらさら流れたり、1曲の中でたくさん変化します。

細かく分析し、作詞家・作曲家と対話し、読み取っていくことは音楽の醍醐味・喜びだよ!と教えてあげたいです。

自分の解釈の前に、まず目の前の曲をよく観よう、感じよう。

生徒さんの真剣で、音楽に満ちた楽しそうな姿、見ることができて私は幸せ者です。

合唱を通して、アンサンブルの魅力、寄り添い輝きあう調和の美しさを知ってほしい。

心底そう思います。



今日は立冬。

穏やかでポカポカ陽気でしたね。
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以前、「いつでも先生は笑顔でいてくれる。良いところを見つけてくれる。だからピアノが楽しい」と言ってくれた生徒さんがいます。

とてもとても嬉しく思いました。

ピアノ指導において、音楽の何を大切にしどこを目指しているのか、生徒さんたちに何を伝えどう育てたいのか、常に意識していなくては、と思っています。

ブログに何を載せるのか、もそのひとつ。

毎日のレッスンに対して、どんなモチベーションで臨むか、もそのひとつ。

これが大切だよ、と何度も何度も繰り返しつたえること、もそのひとつ。

指導においての一番のポイントは〈笑顔〉

音楽は心に寄り添うもの、心を豊かにし浄化するもの、と身をもって知っているので、それを伝えたい。

私が音楽で笑顔になり幸せを感じていることを、まず伝えたい。

そのための一歩は笑顔かな~。

ダメだしは簡単、集中が欠けた落ち着きのない行動やこちらの意志が通じなかったり出来ないことにプリプリ、練習不足にイライラするのは、とっても簡単。

生徒さんがそうなるのは指導力、引き付ける力が足りない私の責任です。

怒った顔でプリプリしていて、音楽の豊かさや素晴らしさって伝わるのかしら……

そうかそうか、今週はそういう感じね~、では今日出来ることをするよ!と、まずはこちらが笑顔でモチベーションアップ!

これは、音楽にたずさわる者として普通のことだと思っています。

明るくて清浄で笑顔で。

まだまだ足りない私ですが、一回一回のレッスンの姿勢にも、音楽への姿勢が表れるので、いつでも本気ですよ!

笑顔、でも甘やかしとは違います、それもいつも考えながら。

濃ーいレッスンを、笑顔で。



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