所沢市ピアノ教室フェリチタ

埼玉県所沢市のピアノ教室です。音楽の事、ピアノの事、レッスンの事、日々の生活の事・・・思いのままに綴っていきます♪

2018年01月

    ♪笑顔と音楽に満ちた教室です♪

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赤松林太郎先生の徹底講座、一昨日の「ベートーヴェン ピアノソナタ」と昨日「ブルグミュラー 25の練習曲」を受講しました。

バッハ講座では、先生がバッハ自身なのでは……?

ベートーヴェン講座では、先生がベートーヴェン本人なのでは……?

ブルグミュラー講座では、先生がブルグミュラーなのではないか……?

と錯覚するくらいの充実の内容、いつでも赤松先生は期待以上の素晴らしい講座を行ってくださいます。

オーケストラの豊潤さ&忍耐と不屈の精神のベートーヴェンの個性、それはそれは美しいブルグミュラーのロマンティシズム、聴かせてくださり……

講座内容にも演奏にも感動しました。

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ピアニストで大活躍、日本全国で引っ張りだこの大人気、演奏家としてはもちろん、最近では海外でも講座を行っているそうです。

内容はもちろんのこと、決して高飛車でなく、『同じ音楽を愛し志す者同志、僕が知っていることは惜しみなくシェアしたいのです』というお気持ちなのでしょう、穏やかな語り口でユーモアを交えながら、ご自身を分け与えて下さいます。

独自の偏った見方では決してなく、作曲家の個性や音楽的な癖・時代背景・音楽家の社会的地位・経済・宗教・文化・芸術など、幅広い視野と深く豊かな知識を統合した考察ですので大変説得力がある、というのは、日本全国&海外でも開講されている現実が証明していますね。

あまりに偉大な方です……

先生はその時代を生きておられたのではないか、作曲家たちを間近で見ておられたのではないか、と錯覚するくらいです。

闘うピアニスト。

先生が何と闘っているのか、友人とも話していたのですが、分かるような気がするのです。

演奏を聴いていて、お話を聴いていて、偉大な使命をお持ちの方なのだと感じます。

『正しく知って欲しい。

そして子供たちに、次の世代に、正しく伝えて欲しい。

そのために、僕はピアニストとしても指導者としても、あなた方ピアノ指導者に伝え続けます。

闘っています』

先生はもちろん言葉でダイレクトにそんな風に仰いませんが、コンサートを聴いていて、言葉ひとつひとつを聴いていて、そう感じます。

偽物、自己流はダメなんですね。

こう話されていました。

「バッハを学ぶことは大変重要です」

「本物の良い音楽をたくさん聴いて、研鑽を続け、良い師のもとで学び続けてください」と。

指導者の私たちだからこそ、次世代に伝えるために正しく研鑽を積まなくてはならないのですね。

偉大な先生も、毎日の練習、書籍を読むこと、様々な角度からの音楽探究を欠かしていないのですから、凡人の私など、どこから手をつけてよいものか分からなくなるくらい勉強すべきことがあります。

先生がずっとお元気で、世界中飛び回って演奏を聴かせてくださり伝授してくださいますように……もっともっと上へ、高みへいかれ大活躍されますように……と願ってやみません。

受講するたびに熱烈ファン度がUPします!

ソナタのヘンレ版がやはり必要だなと思い早速注文し、生徒さんたちが「ロマン派の」ブルグミュラーらしく演奏出来るよう、研究研究。

今日も一日、元気一杯頑張ります♪




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今日は家族で書道家 紫舟さんの作品を観に行きました。

GINZA SIXのマークスタイルトーキョーのほんの一角に数点が展示してあるのですが、それはそれは素敵でした……

先週8日には北斎とジャポニズム展&ラスト日のゴッホ展をはしごし、魂が注ぎ込まれた作品たちを堪能出来てルンルンしています。

まずは本日の紫舟さん。
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『北斎は立体を平面に、紫舟は平面を立体に表現した』と絶賛されている書道家ですが、書が浮き出て迫ってくる感じがし、何よりも愛が込められているのがビシビシ伝わりました。

うーん、すごいぞ……

クリアファイルは火の鳥~裏面は「夢」、「一の努力で一を得る」

とても良い書なので、友人たちにも「GINZA SIXを楽しみつつ是非観に行って~!」とお薦めしました。

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ゴッホ展、ギリギリセーフでやっとこ観に行けました。

ゴッホ自身の内側にこれでもかとえぐるように入っていっているような絵画たち、ゴッホを観ていると涙が出てきます。

浮世絵に刺激を受け、創意の源であり夢にまで見た理想郷 日本。

絵画表現を模索し続けるゴッホや、同時期の画家の作品を鑑賞しました。
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次は北斎展へはしご。

実は浮世絵の実物はほとんど観たことがなかったのですが、こんなに躍動感溢れる作品なのか!と驚きました。

西洋と北斎の名品を比べながら鑑賞出来たり、何よりも展示数が多くスケールが大きかったので、西洋の画家たちに多大な影響を与えた天才浮世絵師を存分に味わえます。

こちらは今月28日まで開催中です。



GINZA SIXは初めて行ったのですが、横浜と並んで大好きな街 銀座。

どちらも歴史と洗練さが融合されていて、堪らなく好きです。

エントランスホールは吹き抜けになっていて、草間彌生さんの作品があります。
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かぼちゃに水玉、草間さんワールド♪元気をもらえる空間、明るくて華やかでHappy!このエントランスだけでも価値ありです。

ちなみに新宿にある「草間彌生美術館」では開館記念展示が2月末まで開催されているとのこと♪

最高級の百貨店、ここにいるだけで胸躍り、高い場の波動に満たされます。

もういくつか観に行きたい展覧会もあるし、GINZA SIXにまた行きたいし、音楽鑑賞だけでなく、近代建築や美術も含めて『芸術』にたくさん触れ吸収していこうと思っています。

直接に観たり聴いたりして、肌と感覚と細胞全てで作品や演奏が発するものを感じるのは、考えている以上に重要なことのように思います。

体も感覚も、きっと意識や想像を越えて何かを感じ取っているのでしょうね。

着実に積み上げ、高めていきたいです。




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昨夜「アナザースカイ」という番組を見ました。

森本千絵さんの原点、15年前エストニアでの創作活動を振り返り再訪するというお話でした。

フランクミュラーの映像広告を一緒に創作したエストニア3人のアーティストの、感性が研ぎ澄まされた言葉に心が震えました。

1分間の作品を作るのに1ヶ月かかるのだそうです。

緻密で根気のいる、長い時間をかけての作業。

ひとつづつ手に思いを込め、慈しみながら命を吹き込む。

黙々と自分自身と向き合う時間でもあるのでしょう…

3人とも煌めいていました。

「完成することが目的ではなく、過程が重要なのです」

結果ではない、ひとつひとつとどう向き合うかが大切…

認められたい、賞が欲しい、有名になりたい、そういった欲を満たすことが目的の作品は、きっとそう伝わるのでしょうね。

ただひたすらに、目の前の作品に魂を込める。

森本さんが「私の原点です。自分の低さに衝撃を受け、大切なことを教えていただきました」と振り返ってらして、

3人が「あなたとの仕事はとても新鮮で、本当に楽しかったよ」と再訪を喜び感性を触れさせ合い、4人がキラキラした涙を流していました。

感性が研ぎ澄まされるってなんて素敵なんだろう、と感動しました。

有名になりたい作品ではなく、良いものを追い心に従い、魂を注ぎ込んだ作品を世界に発信していく。

自分を削っていく作業、同時にこの上なく自分が満たされていく作業。

アーティストも音楽家も同じなのですね。

地道に良いものを求めるのは、どうしたって時間がかかります。

魂をこめたその姿勢が、人を育て、感動を生むのでしょう。

即席でお手軽には決して走りたくないです。

いい回だったなあ…

私もあの方たちのように生きたいなあ…

普段はじっくり見ることはないのですが、たまたまリビングの椅子に座っていたので感動しながら見ました。

人格、生き方、軸、その人ととなり。

言葉が、表情が、輝きが、全てを発するのですね。

今思い返しても感動します。




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基礎をみっちり学んできた生徒さんたち。

最近の演奏を聴いていて、花開いてきたなと感じています。

楽しそうだね、よく歌えているね、体全体がよく歌っているね、音楽が染み込んでいるね、良い練習をしているね、音をよく聴けているね、まるで音符が踊っているみたい♪

具体的に誉めます。



何故基礎の力が必要なのかといえば、目標は生涯音楽を楽しめるようになるため、だからです。

課題をこなす、丸をもらって合格する、上手だと周りに誉められたい、そのためにピアノを習いに来ているのではないですね。

好きな曲を楽しく自由に演奏できるようになろうよ!

音楽で自分自身を満たそうよ!

音楽の道に進む生徒さんもいるでしょう。

コンクールや受験で『勝つため』の音楽が必要になることもあるでしょう。

どんな道でも、基礎工事が重要なのは同じ。

土台が不安定だと後々歪みがでたり、傾いたりと、見た目は良さそうでも中身は実はどうなのかな……良い建築物=心地好い演奏は完成しません。

結局最初からやり直しをしないと伸びないです。

1度ゼロに戻し、時間も労力も倍以上必要になります。

生徒さんたちの、きちんと積み重なってきていると感じる演奏を聴くと成長と発展が見えて嬉しくなりますし、底力がある、という表現が合うよう思うのです。

自分を信じて前進できる底力。

安定の根底。

導入の指導はとても重要だと痛感しています。

ジャンル・古今問わず、世にたくさんある珠玉の名曲たち。

それら好きな曲と向き合った時、自分で分析し、大切なことを楽譜から読み取り、何に気を付けたら良いのか、どんな練習が必要なのかと考えられるようになって欲しい。

自分で曲分析し、仕上げ、たくさんの曲に出会って音楽を満喫して欲しい。

生涯音楽を、ピアノを楽しめるように、今レッスンに通っています。

導入指導は手取り足取りです。

必要なことが多くあるので、一段づつ階段を踏みしめるようにレッスンします。

焦らず、慌てず、急かさず。

様子をよく見ながら、大切なことを取りこぼさないよう繰り返し繰り返し。

素直な生徒さんたちなのでスポンジのようにグングン吸収し、潤い、大分高いところまで来ました。

その様子に、私は何をしなければいけないのか、と学んでいます。

発表の場は、やはり年に一度は必要ですね。

みんなの成長、演奏、心から楽しみにしています。





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今日は師匠のレッスンへ。

去年11月の室内楽ステップを師匠が聴きに来てくださったのですが、「弦のお二人が素晴らしい。あの方たちの音色と音楽を本気で学んできなさい」と叱咤激励され大変嬉しく思いました。

音色と音楽……

今日のレッスンで、というより毎回のように「音の方向性を感じること」というお話を頂きます。

どこに進みたいのか。

一拍づつ足踏みではなく、留まるのではなく。

生きている音楽は動いている、どこに向かうのか、進みたいのか、そこに向かうにはどうしたらいいのか…

躍動、命、鼓動、生きた音楽。

楽譜をよく見て読み取って考えて聴いて、色々と試してみること。

「アンサンブルの時は弦の方たちと一緒に向かえるのよね。当たり前だけど一人でも出来ないといけないでしょう」

室内楽では引っ張って頂いています。

こっちに行こうよ、音楽は、ここは、こちらに向かっているよ、と導いて頂いています。

ピアノはどうしたいの?どこに進みたいの?と全神経を向けてくださっています。

ピアノソロ曲でも、ヴァイオリンならここをどう弾くかな、チェロなら……

三人でどうお話しするかな……

いつもそう考えイメージを膨らませるようになったのですが、甘い甘い、まだ全然甘いのだ。

立ち止まって足踏み……イメージがしぼんだり、テクニックに集中しすぎると、すぐ悪い癖が出てきます…

なんとかしたい、もがくのだ!

一人でも確実に出来るようになりたい…なるんだ。

もがいて悩んで、苦しくても逃げず、研究です。

ソロは深め、室内楽クラスも来月から始動します。

この研究は自身の演奏のみならず、指導においても活きます。

1月、出発の月、気合い入れて出発です。





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