所沢市ピアノ教室フェリチタ

埼玉県所沢市のピアノ教室です。音楽の事、ピアノの事、レッスンの事、日々の生活の事・・・思いのままに綴っていきます♪

2018年02月

    ♪笑顔と音楽に満ちた教室です♪

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    〈https://www.sachi-piano.info


楽器をより鳴らせるには、より響かせるにはどうしたら良いのでしょう。

そんなことをじっくり考えた、本日のヴァイオリンのレッスンです。

予定がなかなか合わず2ヶ月ぶりのレッスンでした。

先生はいつも穏やかで品があって、大切な人がキラキラしていてくれるとそれだけで嬉しくなりますね。

やはりだんだん自己流の練習になっていたのでしょう、自分の音はいつもにも増して残念な音…あーあ。

楽器自身に、鳴りたい!歌いたい!という意志があるように感じるのですが、私ではそれが出来ない、響かせられない、といったらいいでしょうか……撃沈です。

色々と話をしていて、私が渇望することが何なのか感じて下さるのでしょう。

「調和、響き、楽器をより鳴らせるためのレッスンになりそうですが、他のアプローチが良かったら言ってください」と。

それが欲しいです、まさに知りたいです!と答えますと「分かりました、でも大変な道ですよ」と。

果てしなく遠い道のりでも。

結局、自分でハーモニーを作れなかったらメロディが弾けないと、ひとりで練習しながら感じていました。

音程を知る、作るのは、弦も管も最初にやることでしょうから。

必要なことって何なんだろう、今やらなくてはいけないことって何だろうと模索していました。

練習時間の確保は当然なのですが、その練習時間に何を優先してやるべきかが見えていなかったのですね。

技術面はもちろんのこと。

今は特にオクターブ、完全5度と完全4度の完全な調和がどんなものか知ることです。

耳に集中し音の波を感じるのですが、ピタッと重なりあった時には響きがぐーんと増します。

艶と深さも増し、光が放たれるような……あーなんて幸せな響きだろうと思います。

これが聴きたいんだ…

濃くてツヤツヤ、でも軽やか、昇る音。

ピアノの平均律よりも音程を広目に取るそうで、なんだかピアノで弾く和声感と違うのです。

今後は時には楽曲も加えながら、音程のことを中心に教えて頂きます。

こういうレッスンはほぼ無い、と仰っていて、やはり大抵は曲を弾きたくて習うのだそう。

当然ですね。

音程や調和を教えて欲しい、って、もしかしたら先生にも大変な思いさせちゃう??と今になって思います。

が、先生なら応えてくれる!と信頼しています。

楽器をより響かせ鳴らせる、歌わせるのは、ピアノにも共通します。

朗々と歌わせたいです、ピアノもヴァイオリンも。

頑張ろ!



先生のお薦めで、3月11日(日)にオーチャードホールの東フィルを聴きに行くことにしました。

イタリア人の指揮者が素晴らしいそうです。

ピアノコンサート1週間前だからこそ、聴きに行こうと思います。

オーケストラが聴きたいと思っていたところでしたし、明日チケット購入をするそうで、なんてグッドタイミング!

一緒に購入をお願いしました。

良い音を聴く、練習方法を知ること、レッスンの意義ですね。

毎日練習しないとやはりダメだな~。

ヴァイオリンも四苦八苦……でも心は満ちています。






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本日のフルートとの合わせ、久し振りにお会いした先生はお元気そうで、輝いていて嬉しくなりました。

毎回話が盛り上がり、また勉強にもなる音楽に満ちた時間です。

以前、知り合いと室内楽をしたときに、その知人が「ここはヴァイオリンと対決するように弾く」とか「ここでメロディをヴァイオリンから奪わないといけないの」などと表現していてとても驚いたんです、と話しました。

対決?奪う??

なんのこと言ってるのかしらとビックリでした。

対立する、奪う、って音楽の本質とかけ離れた言葉だと思います。

そういう気持ちでは決して良いアンサンブルにならないと思うから、調和・メロディを受けとる、って考え方にして欲しい、と訴えました。

一緒にアンサンブルをする上で、ここが違っていたらどうにもなりません…

考え方があまりにもかけ離れていて、噛み合わないのは根本が合ってないからなんだと。

訴えましたがどうも分かってもらえなくて、通じなかったんですよね……という話です。

フルートの楽曲で、対決という曲があるそうで、2台のフルートがテクニックをどうだ!ではこっちはこうだ!とアピールし掛け合うのですって。

余興で場を盛り上げるような、対決とか競うとかの楽曲はそれくらいしか思い浮かばない、と話されていました。

ヴィルティオーゾっぷりを競って楽しむのですね、確かに盛り上がりそうです。

他にもあるのでしょうが、クラシックでは数は少ないのでしょうね。

大切に数人で作り上げて深めていくアンサンブルなのに、対決精神で挑んだら、どんな音楽になるのでしょう。

うーん、なんだか怖いぞ……

フルートの先生は私と同じ方向を見ているので一緒に音楽を深められます。




合わせてみて幸せを感じました。

フルートの軽やかで艶のあるメロディラインが加わり、光景がありありと見え世界が広がります。

私はもっと木管楽器の音になりたい、もっと包み込むような音色を出したい!と思いました。

とくにクラリネットの音色です。

時期で選ぶ曲が変わりますが、どうしても木管楽器に近づきたく、やはりその追求に相応しい曲を選ぶものですね。

モーツァルトはクラリネット。

ベートーヴェンはオーボエ。

どちらも特に好きな音色です。

話が逸れてきてしまいました……

ラフマニノフの世界観、エルガーの幸せ感。

テンポでもイメージがかなり変わるので、そこもストンと落ちるまで。



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感動する演奏ってどんな演奏かな、と考えます。

テクニックは必要でも、華麗なテクニックそれだけでは感心止まり、感動までは到達しません。

今、本番の連弾曲をレッスンにてみっちり二人で練習していまして、どこに向かいたいのかを考えています。

そしてソロ曲は、隣に座るのではなく、ちょっぴりですが離れて聴き、発していることをキャッチしようとしています。

心があるかな…

感情が動いているかな…

どう弾きたいのかな…

体の中で歌っているかな…

この曲が大好き!が、弾くのが大変だという気持ちに隠れていないかな…

この、大変だ~難しいよ~の気持ち。

分かるよ、分かるけど、大切なことが置き去りにされちゃってるよ、と伝えます。

たとえ幼くても、また習い初めてまだ数ヵ月の子でも、この曲が好き!と心と体で音楽を歌っているのがビシビシ伝わってくると感動しますね。

その子自身が心動かし、感動しているのですから。

私自身もスランプの只中です。

生徒さんの多くも「どうしたらいいか分からない」ともがいています。

練習方法、椅子の座り方や体の使い方と意識(これが実に重要だということに学び!本を見せながら、楽しみながら伝えています)、心構えなど、ひとつひとつ大事に向き合えるように話します。

全部ひっくるめて、はい頑張って!本番までもう数週間!とは言いません。

今週あなたに必要なのはこれ。

ここは良くなったから続けてね、プラス今週はここが課題だよ、この練習ね、と渡します。

一段づつ上がるの、確実に上がっていくの。

雑な練習はNO、意味ないからね。

スランプの時期こそ大切に過ごそう、大切に1音づつ練習しよう。

心が震えるような、体の内側から溢れるような、感動体験。

明日はフルートの先生との合わせです。

二人でどんな音楽になるのか…ワクワクします。





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Facebookなどで羽生選手のことを載せるピアノ講師の方たちも多いですね。

もともと才能豊かな突出した選手ですが、先日の二つの演技を観ていて感じることがたくさんあります。

何故あんなにも芸術性が高いのか。

苦難を乗り越えての魂こもった完成度の高い演技ですし、感動を生むのは当然なのですが、それだけでは言葉が足りない気がします。

以前あるチェリストが「この曲が大好きなので、この曲になりたいのです」と話されていて、面白い表現だなと思いました。

曲になる…

室内楽を学び、それがどういう意味なのか、今なら分かります。

融合です。

曲と自分、ではなく、曲と解け合い融合する。

しかもバランス良く。

ドロドロと融合するのではなく、曲の魅力と自分の持ち味をそれぞれ引き立てるバランス。

その感覚が、羽生選手は抜きん出てているように感じます。

まさに曲になってる、バラード一番そのもの、SEIMEIでしたね、そのもの。

専門的にジャンプのキレや難易度、ステップやスピンなど技術面はよく分かりませんが、音楽人の視点からですと、曲との融合性があまりに高く、他の選手の追随を許さないの崇高さを持っていて、感動と同時に驚愕するくらいでした。

今までいなかったような選手に感じます。

そして衣装のセンスの良さも光っていました。

宇野選手も品格ある衣装で、彼の強みと個性を表していましたね。

選曲と共に衣装も実に重要です。

曲と自分を輝かせる、美しい装い。

全てが融合していて、動く芸術でした。

きっとこれも才能のひとつなのでしょう、融合出来ること。

細かい技術のことは専門家に任せて、私たちはただただ心震わせるだけですね。

きっと、エキシビションは笑顔と幸せ溢れるスケーティングをしてくれるでしょう。

あ~また泣くのか、ありがとうの幸せな感涙。

融合って、この上なく幸せです。

室内楽の本番、足りないところだらけの私でも、調和と融合を五感で感じ、感動と喜びいっぱいで演奏したものです。

技術、経験、表現にはもちろん必要ですが、それだけでない『感じる』部分を磨きたいですね。





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来月18日のピアノコンサートに向けて発表の曲の弾きこみに入っていますが、「先生、いつかこの曲が弾きたい」とお話してくれた生徒さん。

「一生ピアノを弾いていたい」とも話してくれて、それはそれは大変嬉しく思いました。

一人一人のレッスン時間をゆったり取れるように時間設定をしていますので、ピアノを弾く以外にもソルフェージュを学び、そしてお話をしたり笑いあったりコミュニケーションの時間も大切にしています。

一生ピアノを弾いていたい。

嬉しい言葉ですね。

この子の想いを育てたいです、いえ、育てます。




ピアノが上手に弾けるようになるためにレッスンに通うわけですが。

ふつふつと、以前から沸き上がる想いがあります。

心が満たされワクワク、幸せいっぱいの笑顔になれる自分にとってかけがえのないものが、きっと誰にでもあるのだと思います。

私が生涯をかけて追い求めるのはピアノ・音楽ですが、我が子達や夫にはそれぞれかけがえのないものがあるのでしょう。

いつでも全力で応援するよ!と常々話しています。

羽生選手のようにスケートにかける人生もあり。

スノボでもスキーでもカーリングでも、その他のスポーツ、芸術、学問など生きる道は人の数だけあります。

みんなみんな、必ず何かを持っているのだと思います。

苦難があっても、自分にとってかけがえのないもの、追い求めるものなら乗り越えられる。

レッスンに通いじっくり音楽と向き合うことをきっかけとし、心の声にきちんと耳を澄ませて感じること思うことを表現する、自分の中にある大切なものがあることを知って欲しいです。

自分と相談したり、追い求めるものが何なのかを考える。

ピアノかもしれないし、違うものかもしれない。

先生は音楽だよ、あなたは何だろうね♪

何であれ、あなたの道を生きるには、自分の心の声に従ってね。

自分らしく輝くためには心と相談しなければなりません。

敏感にならなければなりません。

ピアノや音楽を通して、心の声に耳を澄ませる練習をして欲しいです。

その大切さをじんわり伝えていきたいです。

でも独りよがりにならないよう、作曲家とお話しよう、もいつも話します。

その上で、あなたはどう感じる?どうしたい?

経験や知識は少ないかもしれないけれど、子供とはいえ人間同志。

せっかくご縁で結ばれた生徒さんたちです。

こういうことが大切なんだと先生は思うよ~、ということを同じ目線で伝えられたらいいなと、最近ビシビシッ思います。

いつかはレッスンの巣立ちが来ます。

あれも伝えたかった、これも一緒に味わいたかった、と後悔したくないです。

そして私も、おお!そういう感じ方もあるね!いいね~!と感じたいのです、色々な心を見たいのです。

音楽の、自己表現の、素晴らしさと尊さ。

音楽がいつも心に寄り添っていて欲しいのはもちろんですが、プラス私は何をしたい???

いつも自問自答しています。

想いの全てをHPにはなかなか載せないので、少しづつ手直しはしながら、ブログではとつとつと……

私が体現しなくては。





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