所沢市ピアノ教室フェリチタ

埼玉県所沢市のピアノ教室です。音楽の事、ピアノの事、レッスンの事、日々の生活の事・・・思いのままに綴っていきます♪

2018年03月

    ♪笑顔と音楽に満ちた教室です♪

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師匠や恩師に「発表会は、教室の全てが、先生となりが、指導の全てが出るから心して開催するように」と言われていたのがずっと頭にありまして。

気を引き締めて本気で開催しなさい、いい加減なことしちゃダメよ、です。

教室コンサートを開催する際、会場選びは大きなポイントです。

教室を開いてもうすぐ7年目になります。

どういう教室コンサートをしたいのかな、と自分の心と相談し、理想を思い浮かべ、ヤマハ講師時代の会場も思い浮かべて、公民館や近辺のホールを見学させてもらったり、友人の発表会に生徒たちを出演させてもらったり、色々な発表会を見て回っていました。

そして、私の一番の優先はピアノの状態です。

自分の楽器を常に演奏出来る他の楽器との大きな違い、そこに置いてあるピアノを弾かなければならない。

あれれ?このピアノで発表でいいのかな……と感じてしまうようなピアノも正直ありました。

最優先が、とにかく近い会場で。

お友達がいっぱい聴きに来てくれるように、せっかくの発表だから。

先生自身も生徒さんたちも近くて楽なのが一番。

他にも、会場の予約が電話一本でしやすいから。

良いピアノが置いてあると会場費が高くて難しい。

ピアノは何でもいい。

生徒さんや親御さんも、良いピアノ、良い会場を求めてないから。

などなど、話を聞いていたり発表会から発しているものを感じたりしていると、講師が優先していることや目指していることが伝わってきます。

それはそれで良いのだと思います。

生徒さんたちにとって、親御さんやご家族にとって、ピアノコンサートは大切な一場面なのだなあ、と強く感じます。

また、どうしても講師は心はアタフタ、体はドタバタになり勝ちですが、出演者と観客の皆さんがどんな心の状態なのかに敏感になる必要があると思います。

そして結局、私は何を最優先するか。

ピアノの状態が一番、そしてホールの音響、聴き手のマナーです。

数ヵ月かけて大切に向き合ってきた曲を最高の形で表現させてあげたい。

心地好く、上質な環境で表現させてあげたい。

それが一番のテーマです。

それには、ピアノとホールと聴き手です。

もちろんたくさんのお客さんに聴いて頂きたいけれど、なんかザワザワ落ち着かない会場で披露するのではなく、全員が演奏者の表現に集中できる場で演奏させてあげたいと思うのです。

数より質を上げることです。

全てにおいて質を上げる。

講師がその心構えを失ったら、あっという間に、簡単に下がっていきます。

将来的には、これからも借り続けたい今回の会場が難しくなることもあるかもしれないですし、生徒さんたちも良質な中で演奏することに大分慣れてきたら、もしかしたら都内の会場での開催もあるかもしれません。

またその時に考えることにしましょう!



世界三大ピアノは、当然のことながら格が違います。

ピアノは巨大な楽器です。

弦だけでも約250本、全体では約8,000もの部品で出来ていますが、三大ピアノはその一つ一つの部品の質が高く、人の手で手間暇かけて大切に作られています。

もちろん機械に頼る部分はありますが、職人技が生きています。

そんなピアノに触れてほしい。

こういうピアノがあるんだよ。

温もりを感じるようなピアノたちです。

すごく弾きやすくて良い音で気持ちよかった!とお話ししてくれた生徒さんもいました。

心して開催するように。

師匠と恩師の言葉を決して忘れないぞ。

今回の反省点や改善点、次回への豊富、どういう指導が必要なのかなど、心の中でまとめていこうと思います。



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赤松林太郎先生のブルグミュラー講座を受講しました。

こんなに美しくブルグミュラーを扱う講座はこれまでに無かったのではないかと思います。

切り口が、練習曲というよりも「美しく儚い、ロマン派の音楽」としての小品集。

点数を取るための。

指の動きを駆使するための。

そういう話ではなく。

感情の起伏や情景を豊かに表現するための、ザ・ロマン派の楽曲との向き合い方。

赤松先生の解釈と音楽にため息が出ます……極上な音色、そしてなんて真摯なことでしょう。

楽譜の隅から隅まで見つめ尊重する、先生のいつもの姿勢。

速度記号、楽語、和声、休符やスラーの意味、そして題名。

注目するのが当たり前なのに、あーそーよね、分かる分かる、と自己流になり軽んじてしまいがち、かもしれませんね。

先生は楽語の語源にまで迫るそうで、動詞や、大元のラテン語を辞典で調べるのだそうです。

例えばgrazioso~優雅に。

ラテン語では、喜び・感謝・寛大に、という意味があるそうで、「感謝をもって喜ばしく」優雅に、となるのですね。

もうそれだけで曲のイメージや音色が見えてきます。

先生は仰っています、「楽譜をよーく見て、心のひだに移していくのです」と。

美しい言葉ですね……

「古典派から楽器が進化している時代、ロマン派の弾き方の研究が必要ですよ」とも。

ソフトペダルとダンパーペダルの意義、音量の幅の活かし方も考えなければなりません。

先生の絶妙な二つのペダル操作に、いつも目が釘付けになります。

「モーツァルトは〈音楽とは間(休符)にある〉と言っています」

「呼吸で演技してください」

休符の扱いは雑になりがちかもしれませんね。

風が爽やかに気持ちよく吹き抜け、生命の息吹を感じるような…ロマン派の音色。

受講するたびにもっともーっと演奏が聴きたい!お話が聞きたい!と思うのです。

実は、こんな風に感じる講座は数少ないです。

現在は赤松先生と多喜先生ですね。

そうそう、多喜先生の講座と室内楽のレクチャーコンサート、ピアノコンサート前でブログをサボり気味の頃でしたので後日UPします!

楽譜との向き合い方、もっともっと真摯にならなければと思います。

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昨日はたくさんの花束を頂戴しました。




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本日ピアノコンサートを終えました。

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素晴らしいピアノと生徒さんたちの感動の音楽、大ホールでの音楽の時間を会場の皆様と分かち合うことが出来、感謝の気持ちでいっぱいでいます。

今回は途中でスランプを経験した生徒さんが多く、スラスラ弾けて楽しいだけではない、悩みや不安や焦りを乗り越え深みの増した演奏を披露してくれました。

舞台袖で生徒さんの後ろ姿を見ながら、心を震わせながら聴いていました。

自分で納得が出来る演奏になるまでの努力の道のりを思い返していました。

こうやって、真剣に自分と向き合う、音楽と向き合う経験。

そして大ホールの雰囲気にのまれることなく堂々と演奏できる心構えや良い自信。

一段も二段も成長してくれたと思います。

本番はものすごく威力があるものです。

会場の皆様も、真っ直ぐに発表に集中してくださったいたので、それも本当に有り難いことでした。




あーなんて良い音のスタインウェイなのかと、うっとり……

このスタインウェイは聴くだけで弾いたことがなかったため、どんな感触かワクワクしていました。

大ホールでの音響を考えている、その場に相応しいピアノだと感じ、きらびやかさの中にも丸みのある伸び伸びとした音で、奏者に親切なピアノでした。

客席で聴いていると音響のバランスがとても良かったと感想を頂きました。

弾いてみると、高音がかなり早く減衰していくように感じたのでバランスを考えたのですが、客席で聴いていると調整しすぎない方が良さそうです、とお話頂いたのが良かったです!

もう外では良いピアノしか弾きたくない……とますます思います。

来年は3月17日(日)に同じホールでのピアノコンサートが決まっています。

これからも生徒さんたちと楽しみながら上を目指します。

皆様、本日は誠にありがとうございました。






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ピアノコンサート目前でサボり気味でしたブログ…

友人の「ブログ読んでるよ♪」の声に嬉しくなり、本日のワークショップ10回目、最終回の学びを綴りたくなりました!

ありがとう~感謝してます♪




ピティナの音楽総合力UPワークショップ2017、『自分で考え、演奏するための基礎力をUPする』のが目的なのだそうです。

自分で考え、納得して、腑に落ちて、といつも考えていること。

作曲家の新実徳英先生は、東大を卒業後、芸大&芸大大学院で学ばれたという驚異の経歴の方です。

『音楽の捉え方』を哲学的でかつ文学的、分りやすく温かみのある語り口でお話してくださいました。

脳の構造が凡人とは違うのね!としか言い様がない……尊敬の眼差しで耳をダンボにして受講です。

まずは「慣れっこにならないで、和声と非和声音の響きを楽しんで下さい。ひとつひとつ味わってください」と。

音楽は和声が根底です、とも。

やはり和声なのですね、尊敬する先生方の仰ることと同じです。

子供の頃から「メロディは無くてもいいのに。和声進行だけで、和音の響きだけで、十分なのに」と思っていました。

数年前から何故そう思っていたのかが見えてきたところ、そして何度も何度も色々な先生方の口から〈和声、調和〉の言葉を聞き、その度に嬉しくて感動しています。

そして「宇宙の原理は〈螺旋と波動〉です」というお話。

まず螺旋は、宇宙の動きや地球の自転と公転、天体の動き、植物の蔓の巻き方や葉の生え方、血管などの管、そして音階、全てが螺旋状。

そしてDNAも螺旋ですね!

全てが螺旋……

波動は、光や音。

このお話を聞いて、またも感動しました。

螺旋というのはあまり意識したことが無かったのですが、あまりに視野の広い新実先生の視点。

ふと、スケールを真っ直ぐの上行&下行ではなく、螺旋状に上り下りる、と考えるといいかも、と思いました。

これは早速今日のレッスンで実践&自身の練習にも意識してみましたら、クルクルと上り下りが気持ちよく、動きがスムーズに感じる上に、なんだかリラックスして弾けました。

自然界に直線的なものって存在しないと思うのですが……やはり直線って人工的なのですね。

レゴで作った音の階段の他に、螺旋で上る下りるの音階を作らなくっちゃ!(ピアノコンサート終わったら取りかかるぞ!)

そしてもうひとつの感動は

「あらゆるものがバッハに流れ込み、あらゆるものがバッハから流れ出ている」

心が震えます。

どれだけバッハが重要か……なんだか感涙してしまいます。

「古典が最重要だと考えています。バッハからベートーヴェンの時代に全てが入っています」

モーツァルトは別格、特殊だとも仰ってました。

神の子、人間を超越していることをいつも感じます。

ここ何年かモーツァルトの虜なのですが、弾けば弾くほど澄みわたった世界をもっと知りたくなります。




何と言いましょう、とても清々しい気持ちです。

心は晴れ、目の前が広々と開けた感じ。

なんと実り多きワークショップだったのかと、皆様に感謝の思いでいっぱいです。







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最初はどうしても譜読みで精一杯、というのも分かるので、ある程度曲がつかめてきたら「楽譜に何が書いてあるかじっくり注目して、作曲家とお話するんだよ」と伝えます。

細かいアーティキュレーション、隅々まで、ひとつも見逃さないように……必須の片手練習。

作曲家さん、何故フォルテなのですか、何故ピアニシモなのですか…とひとつづつ。

このスラーがこう繋がっているのには理由があるんだね。

ここはアクセントではなくテヌート。

すべてに意味があるの、だから楽譜に大注目だよ。

作曲家はどういうフォルテをイメージしていたのかな。

同じフレーズ、次はこう弾いて欲しい、と言っているね。

こんな風に先生は思うんだけど、あなたはどう感じる?どうしたいかな?

と、一緒に見ていきます。

心を穏やかにしてよく観察し、深く考え、作曲家とお話しし、そして「私はこう思うし、こう弾きたい」へと。

なんとなく弾けて上部だけの楽曲の楽しさだけ、に終わらず、もっと深めるには作曲家との対話が必要だと思います。

そして必ず片手練習です。

特に左手を、家の土台のように揺るぎなく。

今日のレッスン、みんな格段に音楽が良くなっていて驚くほどでした。

「片手練習何回もやったよ、作曲家とお話ししたよ」と、左手だけでも暗譜出来た生徒さんは、全体の安定感がぐーんとアップし、自分の音楽として染み込み、心地よく流れています。

左手の細かいアーティキュレーションに注目し奥行きが増した生徒さん、右手が美しく歌えるようになっています。

さらに、楽譜に大注目・作曲家とお話する、のアドバイスにじっくり取り組んだのでしょう、その上で自分なりの考えやイメージ、表現したいという思いが込められている緻密な演奏になっていて、心にダイレクトに伝わってきました。

対話をしなければ見えてきません。

指の動きの都合や、なんとなくこんな感じ?出来てるかも?と両手で最後までなんとなく弾くを繰り返すだけ、を積み重ねるか。

音楽ありき、正しく理解して、頭も心もフル使って緻密な練習、を積み重ねるか。

その子らしく開花させるにはどうしたらいいのかな。

基本は後者をアドバイスしますが、生徒さんによっては息苦しく感じるでしょうから、さじ加減も考えなくてはなりません。

格段に良くなってるよ!こことここが特に良くなり、色々なことを考え感じているのがすごく伝わる演奏だったね!と話すと、とても嬉しそうで私もますます嬉しくなりました。

万能機械が作ったのでなく、生身の人間が作った音楽です。

その生身の声と感情に目を向け、自分の中で昇華させ、表現したい音で弾こう。

生徒さんたちの演奏に励まされた1日となりました。

みんな、ありがとう。




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