所沢市ピアノ教室フェリチタ

埼玉県所沢市のピアノ教室です。音楽の事、ピアノの事、レッスンの事、日々の生活の事・・・思いのままに綴っていきます♪

2020年03月

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アンサンブル活動は大きな演奏会が夏にある為この時期は訪問演奏が無いのですが、合わせをしていると、練習だけではなく発表して聴いてくださる方々と楽しみたいなあ!という気持ちになります。

演奏することで分かることがありますし、目標に向かって積み重ねてきたものを発信するって本当に楽しいものです。

音の重なり、呼応、皆の息遣い、感じ取ろうとアンテナが敏感に震える感じ。

なんでこんなにアンサンブルって魅力的なのかしらといつも思います。




外出自粛要請が出たのを受け、この1〜2週間はレッスンを休みにしようかと迷いました。

研究会やFacebookなどで皆さんの考えを見たり聞いたりしていると迷う一方。

ばしっと休みにするのが常識的かな…

親御さんにご判断頂くのは無責任なのかな…

変わらずレッスンをしていきたいからこそ悩むんだよな…

夫に相談しましたら『こういう時こそレッスンしてあげた方が良いと思うよ。生徒さんたち楽しみにしているだろうし、きっと会いたがっているよ。お休み希望は個別対応で良いと思うけどな』と言われて、分かった!そうする!と決めました。

グルグル回りましたが、気持ちが暗くなりがちな今こそレッスンで2人で笑顔で!音楽を楽しもうよ!

と背中を押してもらいました。

現状をしっかり把握し短期間ごとの判断が必要ですし、個室になるので対策は念入りに。

病院関係者の話を聞くと、世の中の認識に差があるのを感じます。

気分転換もしたいし、練習したから先生にも聴いて欲しいし、上手になるためのアドバイスも欲しいと思って下さっているのでしょう、お休み希望の生徒さんは一人もいません。

皆さんの様子を見ていると、レッスンでいっぱいお喋りもしたいようです。

入ってきてすぐにお話を始めたり、帰りも靴を履きながら急いで話したりと皆さんの様子が楽しいです。

対策に気を抜かず、リラックスして音楽を楽しみながら、上達もきちんと目指しながら、この時期を乗り越えねばですね。




私も室内楽レッスンで早く先生方に会いたいので、楽しみにする生徒さんたちの気持ちがよく分かります。

室内楽が私の軸なので、先生方とのこの時間のために生きている、ここに向かうための道を時間をかけて歩んできたと毎回感じます。

幸子さんは室内楽愛が凄すぎる!と友人たちに言われるのですが、心がハートだからね!

学び多きレッスンはもうすぐ。

楽しみにしていた予定が色々と無くなりましたが、それは自分が一番大切にしていることに時間をかけようね、の合図です。




芸大に合格した生徒さんと話していて感じたこと、春から家族の状況が大きく変わることが大きいきっかけなのですが。

ここ数ヶ月、堂々巡りで迷いや悩みから抜けれなかった自分の中に、新しい風をビュンと入れたいなと思います。

私らしく生きていくことにいつも照準を当てておこう。

夢のひとつづつ実現出来るよう…目の前のことにいつも丁寧に取り組もうと思います。





ピアノ教室フェリチタ


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音楽は何のためにあるのかなと考えたきっかけはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。

ピアノ協奏曲の中で一番好きです。

演奏する曲は必ず背景を調べます。

作曲した年齢やどの国に暮らしている時なのか、作曲家を取り巻く環境、時代背景、出来れば美術史の方も。

どのような気持ちで楽曲を生んだのかを知ることが重要です。

今練習しているモーツァルトのヴァイオリンソナタは唯一の短調、母親を亡くした直後に作曲されレクイエムに聴こえます。

切なくて胸が苦しくなりますが、でも救いも表現されています。

今年度もモーツァルトは絶対先生方と演奏したいと思っていましたので、多喜先生に祈りを捧げる気持ちでピアノの前に座っています。




ラフマニノフが精神疾患で苦しみ、長いトンネルを抜けた先、自身を削るように作曲された第2番。

母国ロシアを想う気持ち、愛する美しい風土、匂い、風、空気感、短い春の儚さも厳しい冬の様子も色濃く現れています。

演奏会に向けて練習していた頃、友人に悲しい出来事があり、私もとてもショックを受けました。

友人の心情と、この曲をやっと生み出せたラフマニノフの心情が重なり、悲しくて悲しくて涙を流しながら練習していて、友人のことばかり考えていました。

この曲を友人に贈ろう…

苦しみも痛みも不安も、これまでの楽しい思い出も全部抱えたあなたを、同じ痛みを知っているこの曲でふんわり包み込んであげたい。

この曲が癒してくれる、苦しみを分かち合ってくれるよ。

あなたを想っているよ。

そう思うと更に涙が止まらなくなり呆れるほど泣きました。

きっと私自身も第2番に癒され寄り添ってもらっていたのでしょうね。

演奏会本番では、弾き始める前ピアノに向かって座っている私を見るだけで涙が出た、演奏に感動したと友人が泣いていました。

良かった、少しでも浄化されてくれたら嬉しい。

心に届けるために音楽ってあるんだな。

寄り添って笑顔になってもらうためにこの音色はあるんだなと、体験して分かりました。

言葉よりもストレート。

自分のためでもあり、届けたい相手のために奏でるのは幸せなことです。

私にとってかけがえのない一曲です。




来月から移動になるお店のスタッフに、曲を贈りたくて練習をしています。

最後の日に会えるのであと数日、美しい曲たちだなと存分に感動しながら練習しよう。

たくさんの思いを包み込めるよう。

4月から笑顔溢れる毎日になりますように。

希望ある春となりますように。

どうか心軽やかに過ごせますように。

今までありがとうの気持ちを持って、大切に、めいっぱい弾いておこう。

また音楽の意義を噛みしめたいです。




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頂いた花を生けていたり水を変えたりしながら、音楽って花みたいだなと思いました。

元気をくれる、癒してくれる。

はかなく消えていく、生きているからこそのその変化が美しい。

バラとユリが特に好きです。

バラの、柔らかくカールした花びらが幾重にも重なり合う様、なんて美しいのかとうっとり見入ります。

ユリは、自己主張の強い香りが好きです。

あーなんて良い香り…

潔く5〜6枚の大きな花びらなのも好きで、何度も顔を近づけて楽しみます。

玄関にもユリを飾りましたが、ドアを開けるたびに甘い香りが迎えてくれて思わずニッコリします。




発表会のお礼などで保護者の方とお話しました。

『先生が笑顔になるように頑張りたい!と言っていたんです。先生の笑顔が大好きなようです!』とのお話を聞き、大変嬉しくなりました。

近くで頑張りを見てきましたし、各曲の雰囲気や魅力を楽しみ味わいながら堂々と立派に演奏出来ていて、先生はとっても嬉しかったよ!と伝えました。

一人一人に手紙を書きましたが、親御さんにもその言葉を伝えたいです。

笑顔になりますように…ってお花も音楽も同じですね。

これまでもとても優しい子だなと感じていましたが、口数は少なくても表現を派手にしなくても多くのことを感じているのですね。

口数の少ない子ほど、周りをよく見ていて繊細で感受が豊かだなと思っています。

あの人のために。

笑顔になって欲しいから。

これからも笑顔でいて欲しいから。

そういう想いで奏でること、私も忘れたくないです。




発表会でスタッフを務めてくれた友人がポットのお花を贈ってくれました。

花束が多いので花瓶何個にも分けて家の中あちこちに生けますが、花壇に植える花をプレゼントするのも良いね!さすが〜!すぐに並べて植えました。

長い時間楽しめるのが嬉しいですね。

ありがとう!

私も友人にプレゼントする時はポットのお花にしようと思いました。

ベランダでも、庭でも、キッチンの出窓でも、鉢植えは置けますものね。




数日ピアノに触れられなかったのですが、見事に指がフニャフニャになっています。

弾けない…

もたつく指の動きに気を取られて内容に全然集中出来ない…

1日弾かないってこういうことよね…

なので、楽器が上達するには毎日必ず弾くことが大事だよ!と生徒さんには改めて伝えます。




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全員で発表会を迎えることが出来、無事に終えました。

皆様ありがとうございました。

生徒さん達の成長を感じ、感慨深いです…

ミスしたと気にする生徒さんもいますが、そこに注目しすぎないこと。

これまで色々なことを想像し感じて、心震わせてきた大好きな曲の魅力。

ここが特に好きだから皆さんに伝えたいです!という真っ直ぐな想い。

そこに焦点を当て、曲の魅力、あなたが感動したところ、それを伝えられれば成功!

そうしたら多少のミスなんて大したことではないのです。

曲が素敵で感動しながら練習してきた。

簡単には仕上がらなくて迷ったり困惑したことも、弾けるようになった喜びも感じてきた。

上手くいかなくて泣いてしまったこともあった。

色んな思いをいっぱい味わって、やっとやっと思い通りに表現出来るようになった。

その心の襞が全部、音楽に色濃く、味わい深く現れます。

その表現こそあっての音楽です。

それが出来た時の喜びを体感して欲しいです。





舞台での立ち居振る舞いも皆とても良かったです。

一年ぶりに弾くスタインウェイ。

スタインウェイにしては柔らかく、まろやかな音色なので好きです。

ピアノが良い音〜弾きやすい〜!と生徒さん達も言います。
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このピアノを弾くのが私も毎回楽しみです。

信頼しているフラワーショップの舞台装花、今回はユリを入れて下さり、嬉しくてテンションが上がりました。
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さあ、次の目標だよ!と生徒さん達に話して、明日から練習してもらうのは6月7日(日)に開催するドラムイベントの曲です。

ドラムという楽器との出会いがとても新鮮でしたので、生徒さん達もきっと同じように新鮮さを感じることでしょうし、新しい扉を開かせるにはもってこいの楽器なのです。

しかもピアノと相性が良い。

デュオで楽しさを感じられるには…

ただの音出し、音合わせに終わらせないように…

と考えて、レッスンでやるべきことをきっちりやっていきます。

音楽で私に出来ることは。

やるべきことは。

私の周りにいる人に伝えたいことは。

叶えたい夢が幾つかあるので、実現出来るよう一歩一歩です。




花束もたくさん頂きました。

皆さんありがとうございます。
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FacebookのClassic FMにて、スペインで公演中止になった楽団が石畳みの広場で演奏する様子がアップされていました。

利益目的ではなく。

コントラバス奏者が一人で歓喜の歌を演奏し始め、続いてチェロ、ヴァイオリンと加わります。

指揮者も管奏者もティンパニも続々と加わり、道行く人達が足を止め聴き入り、子供達は笑顔で指揮者の真似をしています。

合唱も加わり圧巻。

こういう時こそ音楽を!と体現しています。

心が震えポロポロ泣いてしまいました。

オーケストラの一員になりたい!という思いが強くなります。

羨望…

クラシック音楽が根付いていて、ヨーロッパの街のあちこちでこういったことが行われているのでしょうね。

そして聴く側もごく自然に受け入れている、その歴史。

人々に勇気と力を与え、何百年も弾き、歌い継がれている偉大な先人たちが残した音楽。

クラシックの魅力の一つです。

奏者たちの、あなた達に勇気と愛と感動を届けたい!というピュアな気持ちで演奏している姿がとてもカッコいいし、皆で感動を共感し合う様子にオケに入りたいよーと叶わない夢が膨らみウズウズします。

ですが夢は叶ってもいます。

ピアノ協奏曲は一員ではありますが、どうしてもオケ対ピアノなので全然違うのです、なんだか孤独を感じましたから。

私の生きる道は室内楽、そこで夢は叶っています。




島村楽器で『いろんな音楽を聴いてきたけど、最後にはやっぱりビートルズに戻ってきたんだよね』と仰るお客様がいました。

『音楽にパワーがあるんだよ』と。

パワーがある…良い表現ですね、と話していました。

クラシックもお好きで詳しい方でしたので話が弾みました。

流行りで終わらず、長い間支持され愛され続ける音楽には理由があるのですね。

パワーって良い言葉です。

力を分けてくれるような、押し上げてくれるような、もう一度立ち上がる勇気をくれるような。

その曲で琴線を震わせ感動の涙を流した人の想いが、曲に更なるパワーを与えます。





もう春は目前ですね。

春分の日の発表会を全員で元気に迎えられるよう、そして春本番へ向かって明るく笑顔になれる発信をしていこうと思います。

音楽に携わる者として、音楽のパワーをお伝えしなければ!と感じます。





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