我が家のハナミズキは枝を切ったらあまり咲かなくなってしまい…今日久し振りに運転したら八重桜やハナミズキがたくさん咲いていてきれいでした。
華やかに満開!の八重桜も多かったです。
癒されますね。
ずっとオンラインのことばかりだったので、今日は違うことを。
夫といいね!と共感し合っている曲のことで、前から言っているけど厚みのある曲が好きなの!うん、そうだね、よく分かるよ、という会話をしていました。
和声と和声進行だけで美しいし、そこに作曲家のセンスも才能も伝えたいことも全部詰まってる、源。
同じ価値観の音楽人たちに今は囲まれています。
私にはとってはクラシックだけでなくポピュラーも映画音楽も同じです、充実のハーモニーと厚み。
リズムもメロディも和声が支え鳴り響いているからこそその上で自由に踊れる、なのでいつでも支えのハーモニーに耳を澄ませています。
バッハやベートーヴェンに虜なのは重厚な和声が脈々と感じられるから、もひとつです。
師事した先生でリズムが命だと仰る先生もいました。
生命の躍動ってことかな。
声楽の伴奏も多くやってきましたが、声楽伴奏と器楽とのアンサンブルとでは、自立と依存のバランスが大きく違います。
器楽は、互いが自立しています。
よく感じ合って想い合っているけれど、風が抜ける程よい距離感を保っています。
それぞれが輝くところを支え合い、同じ方向を見てニッコリ微笑んでいる、ちょうど良い寄り添い度。
あくまでも対等です。
自立していないと成り立たないし、寄りかかることはありません。
パートナー達がどんなに素晴らしく頼れる奏者でも距離感と自立が必要で、対等でなければ良い音楽にならないと知りました。
寄り添いと寄りかかるは違いますね。
声楽は常にピアノ奏者が追随することが求められるので、メロディ、歌詞ありき。
和声が根源、それが不動に存在しているからこそメロディもリズムも生きると信じる私には逆の発想です。
私にとっては息苦しく、何故そうなのかが随分前に分かってから、今では器楽としかやりません。
室内楽ピアノ奏者達は皆その違いに気付いています。
好みによって信念によって選ぶ、それで良いのですね。
自立と依存の絶妙なバランス、それを保ちながら互いを想い優しく微笑んでいられる器楽アンサンブルが、私には心地良い。
爽やかさが感じられて好きなんです。
声楽伴奏が得意な人、器楽アンサンブルが得意な人、分かれますし、私は声楽伴奏をやることはもう無いだろうな。
自立と依存のバランスって人間関係と一緒だなと思います。
弾いて動画を撮って生徒さんに送っています。
動画でアドバイスはこれまで考えていなかったので私自身楽しんでいます!
ピアノ教室フェリチタ