所沢市ピアノ教室フェリチタ

埼玉県所沢市のピアノ教室です。音楽の事、ピアノの事、レッスンの事、日々の生活の事・・・思いのままに綴っていきます♪

カテゴリ: セミナー受講

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ピティナの『音楽総合力UPワークショップ2017』、受講の感想を書いてほしいと依頼され、今文章を考えています。
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クラシック音楽界の第一線でご活躍の先生方の、様々な経歴や生き方・音楽観のお話を聞いていて、積み重ねてきたもの全てが音楽に表れるのだと感じています。

音楽は生きざまを表す。

取り繕っても、うわべだけどうにかしようとしても、恥ずかしいくらいに生きざまが露呈してしまう。

芸術って、そういうものなのだと思います。

魂のこもった先生方の演奏を間近で聴くことが出来、胸に迫ってきて涙が止まらなくなります。

丁寧に真摯に音楽と向き合い続け、作品を心から愛する姿勢がビシビシ伝わってきます。

色々な講座がありますが、ピアノだけに留まっていては足りないと思うのです。

ピアノ分野からもっと幅広く音楽の分野へと、視野を広げていく必要が私たち講師にはあると思います。

というようなことを考えていました。

来週は8回目がありますので、どのようなお話が聞けるのか今から楽しみです。

11日までに文章を送るので、もう少し練って、先生方への感謝を込めたいと思います。







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今日は多喜先生の【拍子について】セミナー受講のため横浜に行ってきました♪

横浜って大好きです、本当に素敵な街ですね。

敬愛する多喜先生にまたお会いでき、友人たちにも会えルンルンでした。

拍子って何?というお話や、拍子と拍の違い。

拍子は、楽典の本やWikipediaなどにも概念は載っていますが、なかなかピンとこないし、子供たちに教えるのになるほどとすんなり入るような説明が難しいものです。
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日本人独特の強拍・弱拍の考えは、本場とは真逆の捉え方……目から鱗が落ちました。

「強い」「弱い」ではなく、下がる(自然な重力)・エネルギーが解放される1拍目、と上がる(エネルギーが必要)の他の拍。

このことは師匠も常々お話してくださるので、ピピッと繋がり嬉しく思いました。

4分の3と、8分の3の違い。

4分の4と、2分の2の違い。

4分の2の三連符と、8分の6の違い。

先生が『拍子は波です』と教えてくださいました。

それぞれの拍子感を波の図で見てみると明らかに違うものでした。

作曲家たちは当然拍子を大切に選んでいるわけですが、受け手側が曖昧なものにしてしまうのが拍子でしょうか。

このレッスンレシピをよく読んで、レッスンに生かします!

ランチは、隣のホテルEDITにて。

清潔なレストランでの美味しいランチ、室内楽受講生たちと話が盛り上がり、と楽しいひとときでした。

拍子、研究してみます。




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22日(水)にあったワークショップ第7回は「ワークショップを極める」

若林顕さんと鈴木理恵子さんのピアノとヴァイオリンのアンサンブルです。

ステップ以来、涙腺がどうかしちゃったのかと思うくらい、思いやりのある美しい音楽に感涙が止まらなくなってしまいました。

多喜先生とも「感動続きよね~」とお話しし、ここのところ幸せなこと続きです。

心に響いたお話がたくさんあるのですが、まずはその中のひとつ。

【念を込める】という表現をされていました。

決して無造作に弾かない、と。

どの1音にも、ホールの一番後ろの一番端の席の人の【心に届くように】念を込めます、と。

念の力。

「意志はどこまででも飛んでいくのです」



そしてもうひとつ、ピアノという楽器のお話を。

「雰囲気・匂い、そういったものも表現できるのがピアノです。

聴こえない音も表現しているオーケストラ。

オーケストラだと思って表現しています」

うーん、とっても納得でした。

子供の頃から、ピアノソロを聴くよりもオーケストラを聴くのが好きで、大抵の楽曲はオーケストラに置き換えて考えてきました。

ここはフルート、ここはコントラバス、など、たくさんの音色をイメージしながら、楽器によって音色の形状や色彩の違いを考えるのが大好きでした。

今は特に、素晴らしい弦楽器の音色に触れられるので、ボウイングなどの細かいことも考えます。

そうやって楽曲を構築していく過程がさらに好きなので、若林さんのお話を聞いて、良かった~これからも続けよう~♪と嬉しくなりました。

ただ、ショパンはオーケストラが聴こえないんですよね……

ピアノコンチェルトを聴いていても、なんだかちぐはぐに感じてしまい…

ショパンはピアノ人。

ショパンを弾く度に感じます。



1音1音念を込め、オーケストラのように。

豊かな音楽になりそうですね。




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ペース・メソッドの合同研究会に友人たちと参加しました。

アメリカで生まれ、今日あるメソッドや教本の大元のような存在。

大きな影響を与え、関連している教本が多い、ペース博士が考案したペース・メソッド。
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友人がこのメソッドで、魅力的な活気溢れるレッスンを展開しているのでとても興味がありました。

しかも山本美芽先生の講座もあるとのこと♡

何年も前に先生の著書「自分の音、聴いてる?」を拝読し、長年の夢を叶えるために『いつか室内楽を多喜先生に教わりたい!』と思うようになりました。

そして今年実現し……

道を開いて下さった、私にとって女神さまのような山本美芽先生……

気取らず朗らかでユーモアを交えながら、すいすいと理解出来る言葉でお話してくださり、とっても勉強になり楽しかったです!

たくさんの種類があるピアノ教本。

どの教材を軸にするか、副教材はどれを選ぶか、などの日々の研究に加えて、〈教材をじっくり比べる研究〉を手助けしてくれる先生の著書は大変勉強になります。

左の本は友人が貸してくれたので、〈ペース・メソッドとは〉読んでみます。

私は現在はバスティンを軸としていますが、音楽界の変化や動きをみること、研究が進み発展していくメソッドもあったりと、アンテナを張り柔軟な体勢でいることも必要だなと感じます。

ピアノソロ以外の方向から音楽にアプローチする必要がある!と去年から気持ちが膨らんでいますが、教本もそのひとつなのだ、と思う丁度のタイミングで、ペース・メソッドやピアノアドベンチャーのことを知りました。

ベストタイミングで降りてきましたよ。

12正多面体のサイコロ、紙で作った私のよりずーっと可愛いし使いやすそう♪と購入しました。
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後半の各支部の研究発表を聞いていて、子供に優しくて発達段階に沿ったメソッドなんだな~と感じました。

決して内容は易しくないのですが、優しいのです。

プラス目指している場所がはっきりしているように・信頼の出来るメソッドように感じました。

他の教本やメソッドも、まだまだ研究するべきですね。



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13日(金)にありました赤松先生のペダルセミナー。

ペダルについては、室内楽を学びはじめてから、真剣に向き合うべく課題のひとつになっています。

踏み方、深さ、離し方、タイミング。

尊敬する先生方が仰ってることと同じことを赤松先生も仰っていました。

「まずは指で響きを作ることが重要です。ペダルは補助です」

ロマン派のペダルは、
「音に艶を出すために」
「和音を響かせるために」
「同音の連続の部分は接着剤として」など、とても大切な役割がある、とのお話を丁寧に熱く説明してくださいました。

古典派とはやはり大きく違うのですね。

赤松先生のコンサートにてペダリングが絶妙で神業だと感動しましたが、とても繊細で知的で、音楽に基づいた研究の末の神業なのだと、セミナーを受けてよく分かりました。

才能溢れ、プラス努力に努力を重ねていらっしゃる姿勢に感動さえします。

あー研究しよう!

楽譜に書いてあるペダリングのもっともっと奥深くまで研究しなければ!



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